マグミクス | manga * anime * game

「なんで?」「地上波ではカットだらけ」 過激だけどR指定じゃなかったマンガ実写版映画

地上波では過激シーンはカットされた?

PG12指定ながら、「人体真っ二つ」の描写もある『寄生獣』ポスタービジュアル (C)映画「寄生獣」製作委員会
PG12指定ながら、「人体真っ二つ」の描写もある『寄生獣』ポスタービジュアル (C)映画「寄生獣」製作委員会

●『寄生獣』PG12指定

 地球に侵略してきた「パラサイト(寄生生物)」と人類の戦いを描いた作品『寄生獣』(原作:岩明均)は、2014年から2015年にかけて2部構成で実写化されました。

 パラサイトは、鼻腔や耳孔から人間の頭に侵入し、身体を乗っ取り、他の人間を補食するという性質を持つ地球外生物ですっていま。本作の主人公「泉新一(演:染谷将太)」は、1匹のパラサイトに侵入され、なんとか頭の乗っ取りを防ぐも、そのパラサイトは彼の右手と置き変わってしまいます。新一はそのパラサイトを「ミギー」と名付け、彼らの共生生活がはじまりました。

 本作は、腹や首の切断面や、人体が真っ二つに切断された後の死体など、衝撃的な描写が多々見られます。前掲の『無限の住人』同様、本作品はPG12指定作品です。

 映倫の審査結果によると、本作品がPG12指定になった理由は「殺傷・流血の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます」とされていました。

 映画『寄生獣』がR指定ではないことに驚いた人も多かったようで、「舐めて観たら痛い目にあう」「あれだけのシーンがあるのに、R指定じゃないのは不思議」といった声があがっています。ちなみに、本作が地上波で放送された際、過激なシーンは大幅にカットされ、ネット上で「まさに規制獣」と嘆く声も出ていました。

 また韓国で翻案されて実写化された、Netflixドラマシリーズ『寄生獣-ザ・グレイ-』も冒頭からパラサイトによって群衆が襲われる場面が描かれたほか、その後も残酷シーンが続出し、16歳以上の鑑賞が推奨される「16+」の年齢指定に分類されています。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「佐藤健や橋本環奈が?」 こちらがメジャー作品でも意外と多い「R指定」のマンガ実写化映画です(10枚)

画像ギャラリー

1 2