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『マクロス7』バサラ、ミレーヌ、ガムリンの三角関係はどうなった? くっついたのは誰と誰なのか

1994年から放送されたTVアニメ『マクロス7』に登場した「熱気バサラ」と「ガムリン・木崎」はともに戦うなかで絆を深めましたが、「ミレーヌ・フレア・ジーナス」を巡る恋のライバルでもありました。果たして彼らの三角関係はどうなったのでしょうか?

三角関係はマクロスに欠かせない

FireBomberのヒット曲を収録した『マクロス7 MUSIC SELECTION FROM GALAXY NETWORK CHART』(JVCエンタテインメント)
FireBomberのヒット曲を収録した『マクロス7 MUSIC SELECTION FROM GALAXY NETWORK CHART』(JVCエンタテインメント)

 1982年に初めて登場し、TVの前の少年たちに強烈なインパクトを刻み込んだ『超時空要塞マクロス』は、可変戦闘機「バルキリー」シリーズが登場する以外にも、いくつか作品としての共通した特徴があります。それが、主人公の男性と、「歌姫」と呼ばれる女性キャラや、軍属のキャラを巡る「三角関係」です。

 初代『マクロス』では主人公であるパイロット「一条輝(いちじょう ひかる)」がアイドルの「リン・ミンメイ」と上官の「早瀬未沙」の間で揺れ動き、最終的には美沙を選びました。しかしこの3人はその後、第1次超長距離移民船団の旗艦である「メガロード1」に全員で乗り組んでいるのも面白いところです。艦長は美沙が務め、護衛部隊は輝が指揮するのは分かりますが、ミンメイが乗る必要性が何かあったのでしょうか? 死地に次ぐ死地を潜り抜けながらパートナーを奪い合った3人の間には、何か友情のようなものが生まれていたのかもしれません。

 初代に対して、結局「最後」が分からなかったのが、1994年から放送されたTVアニメ『マクロス7』です。同じロックバンド「Fire Bomber」に所属する「熱気バサラ」と「ミレーヌ・フレア・ジーナス」は、細かいことでいがみあう光景もしばしば見られました。しかし、ひんぱんにメンバー交代が行われていたFire Bomberがミレーヌの加入で安定した以上、バサラはミレーヌのことをミュージシャンとしては認めていたはずです。

 バサラ自身、多くの恋愛ソングを手掛けているため、全く恋愛を知らないわけではないでしょう。しかし自身の恋愛よりも、「愛の歌を人に聴かせる」ために全力を尽くしていたバサラにとって、ミレーヌは気になる女性というよりも、ともに戦場を駆けてくれる戦友としての存在が大きかったのかもしれません。

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