「視聴決定」「間違いない」数話観て最後まで追うと決めた24夏アニメは?【アンケート実施】
夏アニメがほぼ出そろいました。「春に比べれば数は少ない」と言ってもその数は60本近くあり、どのアニメを追うべきかまだ迷っている人もいるでしょう。今回はそのような人たちの参考にもするべく「2024年夏アニメ、どの作品を最後まで観る?」という読者アンケートを実施します。
『【推しの子】第2期』以外にも観るべき力作多数

夏アニメもほぼ出そろい、多くの作品が2~3話まで放送されました。始まる前は『【推しの子】第2期』への期待が極端に高い「1強」のクールになると思われていましたが、そのほかにも観るべき力作がそろっており、意外な豊作ぶりに喜んでいるアニメファンも多いでしょう。
今期アニメからアニメファンの読者が推す作品を探るため、「2024年夏アニメ、どの作品を最後まで観る?」というアンケートを実施します。参考までに、まずは声優さんの活躍が特に際立つ3作品をあげていきます。
●『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』はロシア人と日本人のハーフである完璧美少女の「アーリャ」と、彼女の隣の席に座る男子生徒「政近」によるラブコメディです。タイトル通り、アーリャは時々ロシア語でデレる(そして実はネイティブレベルでリスニングできる政近は照れる)のですが、これも流暢にこなすのが上坂すみれさんです。
上坂さんは大学でロシア語を専攻しており、これまで別作品などでもロシア語を披露することがありました。それでもここまでロシア語が重要になる作品で、しかも多用されるのは初めてでしょう。またエンディングではアーリャとして「学園天国」「可愛くてごめん」など毎回異なる楽曲がカバーされており、こちらも本作の注目ポイントとなっています。
●『疑似ハーレム』
演技面では『疑似ハーレム』のヒロイン「七倉凛」役の早見沙織さんも圧巻です。同作はマンガのようなハーレム状態に憧れる演劇部の先輩「北浜瑛二」と、彼に思いを寄せるあまりつい「キャラ」を演じてしまう演劇部ホープの七倉凛によるラブコメです。
この凛のキャラが「ツンデレちゃん」「小悪魔ちゃん」「甘えんぼちゃん」「クールちゃん」「おしとやかちゃん」などにコロコロと変化するのですが、どのキャラも実に器用に、そして瞬時に切り替える早見さんの見事さは一聴の価値があります。なおラップありセリフありのエンディングテーマ「アドリブ」も彼女が凛として歌っており、こちらでもさまざまな声色が楽しめるため、本作は早見さんファンにとってはたまらない一作となっています。
●『「キン肉マン」完璧超人始祖編』
特定のひとりではなく、作品として取り上げたいのが『「キン肉マン」完璧超人始祖編』です。「キン肉マンと言えば神谷明さん」という世代の人も納得であろう主人公役の宮野真守さんを始め、実力派ばかりが新たにキャスティングされているため、強く違和感を覚える人は少ないでしょう。
新キャストは男性声優が中心ですが、「ビッグ・ザ・武道」役の川島明さん、「ウルフマン」役のケンドーコバヤシさんといった『キン肉マン』好きの芸能人も第0話で好演を聞かせてくれました。今後もまだまだ新キャラクターや新キャストが起用されたキャラクターが登場するでしょうが、十分に期待できる滑り出しとなりました。
●夏アニメであなたが今後も期待するのは?
ここまであげた作品以外にも、佐倉綾音さんによる「酒カスVtuber」っぷりがインパクト大の『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』や、人気急上昇中の羊宮妃那さんによるヒロイン演技に惹きつけられる「小市民シリーズ」など声優さんの真髄を感じられる作品が今期は多く存在します。
もちろん映像や物語の面白さなどで魅せる作品も多数あります。60本近い夏アニメのラインナップを振り返り、今後も見続けると決めた作品に投票をお願いします!
※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施します。特定の作品に対して、優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。
(はるのおと)
<※投票は締め切りました
●「視聴決定」「間違いない」数話観て最後まで追うと決めた24夏アニメは?【アンケート実施】
実施期間:2024/7/22~2024/8/23
合計:97票