【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(7)】バトロワゲームの決め手は「諦めない」こと?
『PUBG』『Apex Legends』『フォートナイト』など、世界中のプレイヤーが熱狂している「バトルロイヤルゲーム」ですが、楽しめるようになるまでの上達の近道は存在します。他プレイヤーから狙われやすい場面を意識することと、状況変化を予測したアイテム選びも大切なポイント。洋ゲーに詳しい声優、望月英さんが解説します。
次の展開での「リスク予測」が重要に
今回もお読みいただきありがとうございます!望月英でございます。前回の「洋ゲーガイド」では「バトルロイヤルゲーム」上達のための5項目のうち、3つについて説明しました。今回は残り2つを紹介したうえで、5つのポイントを踏まえた上での「血肉にすべきこと」を書かせていただきます。
4:略奪(倒したプレイヤーから武器やアイテムを奪う)
敵を倒したら、持っていたアイテムを取得することができます。消耗した弾薬や体力などを回復できるアイテムがあれば取得しましょう。また、序盤は広範囲での戦いになることが多いため、遠距離をカバーできる武器を持っておくのがベターであるシーンが数多く存在しますが、後半戦になると狭い場所での戦いがメインとなるため、スナイパーライフルなどの「遠距離戦を得意とする武器」が真価を発揮できなくなる場面が多くなります。
戦局の推移を踏まえた上で、倒した敵の所持品から次の戦いに適した武器やアイテムと選ぶことも意識できるととても良いですね!
また、相手を倒したからといって、のんびりとアイテムを漁るのは禁物です。激しい交戦の音はとても広範囲に響きわたり、少なからずダメージを負っている、弾薬が残り少ない…といった状況のなか、「漁夫の利」を狙った他プレイヤーが狙いに来る可能性はとても高いのです。
略奪の際は周りに敵がいないか十分に警戒しながら素早く行い、お目当ての物を漁り終えたら長居は禁物。すぐに撤収しましょう。
5:移動(次の生存範囲やアイテム探索ポイントへ移動)
次の生存エリアに移動する、探索ポイントを移るなど、地味に見えて非常に重要な項目です。生存エリアが縮小している状況で、目的地に向かってただ最短距離をまっすぐに走っていたら、他プレイヤーから待ち伏せをされ、遮蔽物に身を隠すこともできずに倒されてしまう、あるいは辛うじて遮蔽物に身を隠せても、縮小されていくエリアに飲み込まれ力尽きる……「バトルロイヤルゲーム」に数多く存在する「あるある」のひとつです。
交戦時にももちろんですが、移動時にも敵がいないかを確認する「クリアリング」はとても大切です。
さあ移動しよう!という状態で目的地を定めたら、そこにたどり着くにはどのようなルートがあるのか、そのルート上ではどこに敵がいる可能性が高いのかを常に見定めた上で、行動を開始しましょう。
自分たちが生存エリアのふちにいた場合、次の生存エリアの縮小までに時間があるならば、ただ最短距離で向かうのではなく、時計回り、もしくは反時計回りといった形でふちをなぞるような「円の動き」をするとクリアリングもしやすく、挟み撃ちをされるリスクも軽減されるのでオススメです。