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ちょっ怖いって!ファン驚愕、称賛の「原作と違うラスト」の実写版を覚えてる?

原作よりモヤモヤがないラスト?

恋は実らずとも友人関係が続くラストが評価された映画『恋は雨上がりのように』ポスタービジュアル (C)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (C)2014 眉月じゅん/小学館
恋は実らずとも友人関係が続くラストが評価された映画『恋は雨上がりのように』ポスタービジュアル (C)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (C)2014 眉月じゅん/小学館

●『恋は雨上がりのように』

 2018年に公開された映画『恋は雨上がりのように』(原作:眉月じゅん)も、オリジナルの結末が好評だった作品です。本作は冴えない中年のファミレス店長「近藤正己(演:大泉洋)」に、片思いをする女子高生「橘あきら(演:小松菜奈)」の恋の行方を描いています。

 けがで陸上の夢を絶たれたあきらと、小説家になる夢から目を背けていた近藤は「夢を諦めた経験」という共通点がカギとなります。互いの存在をきっかけに自分自身と向き合い、成長していくふたりの姿が魅力的な作品です。

 原作でも実写版でも、あきらが近藤に対してまっすぐに想いをぶつけるも、彼女に夢を追ってほしいという願いもあって、近藤は気持ちに応えずふたりは結ばれません。

 原作では、近藤があきらにプレゼントを渡してアルバイトのクビを言い渡し、あきらは陸上部に復帰します。しかし、近藤を想い続けている描写もあり、「モヤモヤが残る」という読者の声もありました。

 一方、映画ではプレゼントを渡していなかったものの、あきらの陸上部復帰後に再会したふたりが互いの近況を報告し、あきらが近藤に連絡先の交換を提案したところで幕を閉じています。一応はその後のふたりの関係が期待できる結末で、原作ファンの間でも「お互いに前に進んでいく姿がよかった」「美しい終わり方だった」などの声があがっていました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「原作だと君死んでたよね?」「こんな映画あったっけ」 これが実写『デスノート』でしかありえない「スピンオフ」です(3枚)

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