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「リセマラしすぎて親に心配される」…古傷が痛むぜ! 「スパロボ」でやりがちなこと

プレイ中ゾーンに入って「シンジくん化」

各作品の主題歌などが「カラオケモード」で楽しめる PlayStation版『第4次スーパーロボット大戦S』(バンプレスト/現バンダイナムコエンターテインメント)
各作品の主題歌などが「カラオケモード」で楽しめる PlayStation版『第4次スーパーロボット大戦S』(バンプレスト/現バンダイナムコエンターテインメント)

●思い通りにいかずソフトリセットでシンジくん化

 ゲーム史上、最もあてにならないのは「スパロボの命中率と回避率」という評が聞かれます。確かに命中率1%の敵の射撃を被弾したり、こちらの命中率99%の攻撃を敵がひょいとかわしてきたりするため、コントローラーを投げつけたい気持ちをグッと堪えたものです。

 そのようなときに頼りになるのが、「アムロ・レイ」や『聖戦士ダンバイン』の「ショウ・ザマ」などのリアル系です。命中率、回避率はともにほぼ100%でした。

 ところが、ときどきアムロなのに命中率が60%、敵も命中率50%のような局面がおとずれます。しかもクリティカルヒット一撃で墜とさないと、自ターンがピンチとなるケース……このような場面に限ってアムロは当ててくれないし被弾もしてしまいます。

 そうしたときは、ソフトリセットからのクイックロードの連続です。一番望ましい結果「アムロ回避、クリティカルで撃墜」の結果になるまで、何度も何度もチャレンジします。

 これを何十回も繰り返していると、そのうち、『新世紀エヴァンゲリオン』の「シンジ」くんが無表情で「目標をセンターに入れてスイッチ……目標をセンターに入れてスイッチ……」とやっていたように、「失敗、ソフトリセット、クイックロード……失敗、ソフトリセット、クイックロード」とカカシのように繰り返すこととなり、親に心配されたものです。

●『無敵超人ザンボット3』を知り震撼

『第4次スーパーロボット大戦』で初参戦となった『無敵超人ザンボット3』は、スーパーロボット系で、「ムーンアタック」は強力な必殺技です。

 筆者はこのアニメを未履修で、強い機体のひとつ、ぐらいの軽いノリで操っていたところ、ゲーム後半、パイロットである「勝平」の友達「アキ」が登場し、唐突に爆死します。

「はっ……?」

 衝撃的な出来事すぎて、頭の中は「???」が駆け巡り、少年プレイヤーにトラウマを植え付けました。

 このアニメについて調べたところ、どうやら原作に忠実なようで、アキが人間爆弾として犠牲となるのを再現したものだとか。さらに原作では悲惨な結末が描かれていると知り、重ねて衝撃を受けました。

 ゲームでは、アキの爆死は回避できるため、2周目プレイでは、原作を知らずさほど思い入れがなくとも、何が何でもアキを死なせないプレイングをするのもやりがちだと思います。

『スーパーロボット大戦30』:
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(南城与右衛門)

【画像】アムロが主人公of主人公になってしまう「スパロボ」シリーズ作品(4枚)

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