放送スケジュールの変更で途中で終わったアニメ 「いつまでも続き待ってます」
え、待望の続編だったのに
●『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II』
2024年夏アニメで放送が始まった『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II』は、同題のライトノベルを原作としたファンタジー作品の第2期です。第1期の「Season I」はSILVER LINK.が手がけ、2020年10月から12月にかけて放送されました。続編の「Season II」はstudioぱれっととSILVER LINK.との共同制作となり、「Season I」から総入れ替えといっていいほどスタッフが入れ替わっています。
本作は100年に渡り戦争を続けてきた「帝国」と「ネビュリス皇庁」を舞台に、史上最年少で帝国の最高戦力になった「イスカ」と、ネビュリス皇庁の第2王女「アリスリーゼ(通称:アリス)」のふたりを中心描いた作品です。彼らは戦場で出会い、死闘を繰り広げてからというもの、無自覚におたがいを意識し始めます。その後もたびたび偶然の出会いを重ねるうちに、惹かれあっていくのです。
「Season I」の終盤ではそれぞれの思惑が張り巡らされていて、続編を匂わせる展開で終わりを迎えました。放送終了から約1年後には続編制作が決定したものの、当初2023年放送と発表されていた「Season II」は、2024年7月に放送開始となりました。その「Season II」も、第2話でアリスの胸が不自然な形をしていたり、顔のバランスが崩れていたりと作画崩壊が目立ち始めます。第3話では持ち直したものの、第4話で再び作画が崩れ始め、第5話以降は「本編クオリティ維持」を理由に放送が延期になりました。残りの放送枠は9月末まで、「Season I」のセレクション放送が決定しています。
この決断にはネット上で残念がる声もあがっていますが、一方では「大好きな作品なので作り直してくれるのはありがたい」「英断だと思う。期待して待ってる」と、応援するファンも多いようです。
※記事の一部を修正しました(2024年8月27日14時52分)
(LUIS FIELD)