【漫画】ボロボロなパジャマを大事にする息子 血のつながりがない祖母が泣いた理由に「いい話すぎる」
息子が6歳のとき、祖父母に買ってもらったパジャマ。大のお気に入りで、背が伸びて小さくなったいまも愛用していました。そのことを聞いた祖母は……。血のつながりがない祖父母と息子の、心温まるエピソードを描いたマンガ「長男と祖父母の話」がInstagramで話題です。作者のにしやま ポケットさんにお話を聞きました。
子連れ再婚で、息子に血のつながりがない祖父母ができた
祖父母からの贈り物を大切にする息子の姿を描いたマンガ「長男と祖父母の話」が、Instagramで多数のいいねを集めて話題となっています。
息子を連れて子連れ再婚をしたことで、息子には血のつながりがない祖父母ができました。息子をとてもかわいがってくれる祖父母からもらったパジャマは、ボロボロになったいまも息子の愛用品で……。読者からは「温かくて素敵な話」「感動で涙が出ました」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、にしやま ポケットさんです。Instagramやブログ「ポケットのコーヒーブレイクブログ」でマンガを発表しています。
ーーこのエピソードをマンガにしようと思った理由を教えて下さい。
かつては、「息子との絆」のようなものは、私(母親)との間にしか感じていませんでした。しかし再婚したいま、夫やそのご両親との間にもそれを感じられるようになったので、絶対に描きたいと思いました。
ーーパジャマをもらった6歳の頃と現在では、息子さんの身長はどれくらい伸びたのでしょうか?
息子は小柄なのですが、25cmくらいは伸びたかと思います。6歳の頃はまだまだ泣き虫で、抱っこされることもありましたね。いまでは服もこだわるようになり、お兄さんになりました。
ーーにしやまさんは、「もう小さいから着るのをやめなさい」とはいわなかったのですか?
パジャマからお腹が出ているのは気になりましたが、洗濯物から毎回探し出してうれしそうに着るので、何もいいませんでした。というより、いえませんでした。
ーー今年の敬老の日には、お祖母様やお祖父様へ息子さんから何かを贈る予定ですか?
実は今年は、早いのですがもう渡しています。小学6年生で修学旅行に行った際に、義父母にお土産を買ってきていました。義母の好きなチーズケーキのお菓子で、そのお土産を持って、息子は夏休みにひとりで夫の実家へ行っていました。
ーー作品について、どのようなコメントが寄せられていますか?
わが家は再婚家庭なので息子と義父母の血のつながりはありませんが、読者の方からは「孫と祖父母が思い合っている様子や、お互いを大切にしているのが分かる」と、読んでいてこちらが心温まるような、素敵なコメントをたくさんいただきました。
(マグミクス編集部)