『ワンピ』物語はエルバフへ? 今まで巨人の国について語られていたこととは
人気マンガ『ONE PIECE』の最新展開では、「エッグヘッド編」が終了し、「麦わらの一味」は「巨人族」の総本山といわれている「エルバフ」へ向かいます。これまでにもエルバフについては何度か言及されており、さまざまな伏線の回収が期待されています。
ロビンとサウロのシーンはもう感動間違いなし?
※この記事は『ONE PIECE』単行本未収録の内容を含みます。
人気マンガ『ONE PIECE』の最新展開では、「エッグヘッド編」が終了し、「麦わらの一味」は次の島へ船を進めています。次に主人公「モンキー・D・ルフィ」たちが向かう島は巨人の国「エルバフ」です。作中ではこれまでにもエルバフについてさまざまなことが語られており、いくつかの伏線回収が期待されています。
「エルバフ編」で読者が最も期待しているのは、「ハグワール・D・サウロ」の再登場でしょう。サウロは、麦わらの一味の考古学者「ニコ・ロビン」の過去編に登場した元海軍中将の「巨人族」です。ロビン過去編では、ロビンの故郷「オハラ」に偶然漂流し、彼女と親しくなっていました。オハラは「世界政府」によって調査が禁じられている「歴史の本文(ポーネグリフ)」の解読を行っており、そのことが発覚したため海軍の「バスターコール」により焼け野原になり、地図から消されてしまいます。
「バスターコール」とは、海軍本部に所属する中将5人と軍艦10隻が招集され、目標とする島を徹底的に破壊する作戦のことです。サウロは、バスターコールの際に身を挺してロビンを守り、その後、当時海軍中将だった「青キジ」こと「クザン」に氷漬けにされてしまいました。
そのため、サウロは長らくの間、死んだと考えられていましたが、エッグヘッド編にて彼の生存がほぼ確定しました。作中で生きているとハッキリと語られたわけではありませんが、サウロ特有の笑い方である「デレシシシ」と笑う後ろ姿も描かれており、ほぼ生存確定と考えていいでしょう。
サウロは現在はエルバフにいると考えられており、ロビンとの感動的な再会に大きな期待が寄せられています。
巨人族といえば、王子の「ロキ」の存在も以前から語られています。ロキの名前が登場したのは、「ホールケーキアイランド編」で単行本85巻のことです。
ロキには元四皇の「ビッグ・マム」の娘「ローラ」に求婚していましたが、ローラは直前に逃げ出します。代わりに双子の「シフォン」が差し出されるもロキは見破り、結婚には至りませんでした。その容姿や、ローラに一目ぼれした理由の詳細も明かされていないため、エルバフ編での登場が期待されています。果たしてロキは、どのような人物なのでしょうか。