PVだけで「これは勝ち確」「あざます」 美麗作画に期待高まる2024秋アニメ
2024年秋アニメの放送まで1か月を切るなか、放送前に公開されたPVの時点で作画が良すぎると話題になっている作品があります。どの作品が期待を寄せられているのでしょうか。
作画が良すぎて期待値爆上がり?
昨今人気マンガが次々とアニメ化されているなかで、作画に注目している人も多いのではないでしょうか。放送まで1か月を切った注目度が高まっている2024年の秋アニメもPVが公開され始め、なかには「美麗!」「TVアニメの次元を超えている」と、作画がすでにかなりの評判となっている作品もあります。
●『アオのハコ』
TBS系28局で毎週木曜23時56分から放送予定のTVアニメ『アオのハコ』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の三浦糀先生による同題マンガが原作です。
女子バスケットボール部の次期エースと期待されている先輩「鹿野千夏(CV:上田麗奈)」と、千夏に片思い中でバドミントン部に所属する主人公「猪股大喜(CV:千葉翔也)」が、とあることをきっかけに同居することになります。中高一貫のスポーツ強豪校「栄明高校」を舞台に、甘酸っぱい恋愛だけでなく、登場人物たちがそれぞれのスポーツに真剣に取り組む姿が描かれる青春部活ラブストーリーです 。
「ジャンプっぽくないラブストーリー」とも評される同作は、ストーリーだけでなく、ファンの間では作画への期待も高まっています。『アオのハコ』では、「神之塔」シリーズや『イジらないで、長瀞さん』などで作画監督を務めて好評だった、谷野美穂さんが総作画監督に起用されています。
公開されたティザーPVのバスケットボールや新体操の風景が描かれた場面などに対し、SNS上では「放送が待ち遠しくなるほど作画が綺麗すぎた」「全カットもれなく神作画すぎて鳥肌立ちました……」「作画もキャスティングもハマりすぎて期待しかない」と絶賛の声があがっています。
●『MFゴースト2nd Season』
10月6日からTOKYO MXほかにて放送予定のTVアニメ『MFゴースト2nd Season』は、2023年にアニメ化された『MFゴースト』の続編です。累計発行部数5500万部を超える、しげの秀一先生の人気レースマンガ『頭文字D』の後継作品を原作としています。
近未来の日本を舞台に、実在する公道でのカーレースバトルを描く『MFゴースト』は、芦ノ湖で行われた予選6日目のレース途中で第1期の物語が終了したため、続きが気になっている視聴者も多いでしょう。第1期でもレースの緊迫感や疾走感が伝わる作画や、CG技術を評価する声が多数出ていました。
制作会社や作画スタッフに変更がないまま公開された第2期のティザーPV第3弾では、雨のなかで繰り広げられる大迫力のレーシングシーンが描かれ、ファンからは「1期よりも作画レベルあがってて神作の予感」「レースの作画が良すぎて早く本編が見たい」などの意見が続出し、本編への期待がさらに高まっているようです。
●『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』
10月5日より、テレビ朝日系で全14話を放送予定のTVアニメ『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』は、2022年10月から翌年3月まで放送された『ブルーロック』第1期の続編にあたります。原作は「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の、異色のサッカーマンガ(原作:金城宗幸/作画:ノ村優介)です。
第1期「日本フットボール連合」では、日本をW杯優勝に導く最強のストライカーを育てるべく、「ブルーロック(青い監獄)」と呼ばれるプロジェクトに300人の高校生が招待され、競い合わされる物語が描かれました。第2期では、サバイバルを勝ち抜いた35人が、U-20日本代表と熱いバトルを繰り広げていきます。
原作の画力の高さもあってか、第1期では作画に対する否定的な声もありました。しかし、勝ち残った35人とU-20日本代表の試合風景が描かれた第2期のPVでは、「作画やばすきだろ綺麗すぎるだろーよ」「おいおいちょっと待て! 作画死ぬほど良くなってるぞこれ」と称賛する声が多数あがっています。
第2期では、第1期の田辺謙司さんのほか、『劇場版ブルーロック EPISODE 凪』にて共同で総作画監督を務めたもりともこさんと清水空翔さんも加わり、総作画監督が3人という体制になっています。また、第2期のPVを見て、作画のクオリティがあがっただけでなく、絵柄も原作よりになっていると感じた人が多いようで、ファンから喜びの声が出ています。
(LUIS FIELD)