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ベジータの苦手な物カワいい!『ドラゴンボールZ』アニオリの意外過ぎる場面

『ドラゴンボール』のTVアニメシリーズでは、原作で描かれていない「アニオリ回」が放送されました。『ドラゴンボールZ』においても、死んでしまったZ戦士があの世で修業する様子や、懐かしキャラの再登場が描かれています。

ギニュー特戦隊よりも強いヤムチャたち

「HGドラゴンボール ギニュー特戦隊セット」(バンダイ) (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
「HGドラゴンボール ギニュー特戦隊セット」(バンダイ) (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

 鳥山明先生の大人気マンガ『ドラゴンボール』の、TVアニメシリーズ最新作である『ドラゴンボールDAIMA』の放送が迫ってきました。放送に備えて、原作や過去のアニメシリーズを振り返っている方も少なくないでしょう。また、アニメ『ドラゴンボール』は、これまで何度も「アニオリ」回が話題になってきました。

 アニメ『ドラゴンボール』の続編で原作のストーリーを基本とした『ドラゴンボールZ』(以下、Z)では、アニオリで驚くような描写が描かれたり、意外な設定が明かされたりすることもありました。放送当時から視聴していない人のなかには、忘れてしまった描写があるかもしれません。

『ドラゴンボール』では、たびたび「どのキャラが一番強い?」というテーマで、各キャラの戦闘力に注目するファンが多く、考察する際には作中での戦いの描写やセリフがヒントになります。たとえば「ヤムチャ」「天津飯」「餃子(チャオズ)」は、主人公「孫悟空」や「ベジータ」ほどの実力はないにせよ、『Z』のアニオリ回を振り返れば、相当な実力があることがうかがえました。

「サイヤ人襲来編」では、敵として現われた「栽培マン」や「ナッパ」との戦いによってヤムチャ、「ピッコロ」、天津飯、餃子は死んでしまい、『Z』の55話では、あの世に行った4人が、「界王様」に修業をつけてもらうことになります。

 そして、「ナメック星」のドラゴンボールによってピッコロが生き返ったあとの92話では、悟空とベジータとの戦闘によって死亡した「ギニュー特戦隊」のメンバー「リクーム」「バータ」「ジース」「グルド」が、界王様の住まいの食料を漁っており、それに気付いたヤムチャたち3人は、彼らと戦うことになります。

 いくら界王様に修業をつけてもらったとはいえ、相手はベジータでさえも恐れをなしたギニュー特戦隊のメンバーで、ベジータの部下にやられた3人が勝てる相手ではないはずでした。しかし、いざ戦いが始まった95話では、ヤムチャはリクーム、天津飯はバータとジース、餃子はグルドを倒してしまうのです。このまさかの勝利はネット上でもたびたび話題になっており、「いくら何でも強くなりすぎなのでは?」「ベジータを赤子のように扱ったリクームがヤムチャにやられるなんて……」など驚きの声があがっています。

 また、生き残ったギニュー特戦隊隊長である「ギニュー」は、自身と他者の身体を入れ替える必殺技「ボディチェンジ」を放った際、悟空が投げたカエルに当たって、カエルの姿になっていました。

 原作では、カエルになって泣きながら去る場面までしか描かれていませんが、アニメ89話では、その後にカエルのギニューが、ナメック星にいた「ブルマ」に近付く様子が描かれています。顔を拭くためのタオルを渡したことがきっかけになり、カエルギニューを気に入ったブルマは翻訳機を作ってギニューに取りつけました。すると、ギニューは「チェンジ!」と叫んでブルマと身体を入れ替えます。

 その後の91話ではブルマの姿になったギニューが、次にピッコロと身体を入れ替えようとしますが、「孫悟飯」がカエルになったブルマを投げ、再びギニューはカエルの姿になってしまいました。

 ちなみに、時を経たTVアニメ『ドラゴンボール超』の22話では、カエルのギニューが再登場し、復活して地球にやってきた「フリーザ」の部下「タゴマ」とのボディチェンジに成功します。かつての「フリーザ編」で「デンデ」がナメック星の「神龍」に「悟空とフリーザ以外のもの全てを地球に送ること」と願ったために、カエルのギニューも地球に飛ばされていたのです。久しぶりの登場でしたが、その後に現れたベジータに瞬殺されてしまいました。

【画像】え…っ? なんか逆に怖ッ こちらが「中身がカエル」になっちゃったときのギニュー隊長です(3枚)

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