「パパたすけて!」 激ムズ『スーパーマリオブラザーズ2』を令和キッズがプレイしたらギャン泣き?
『スーパーマリオブラザーズ2』を遊んだ令和生まれの子供が泣いちゃった!? あまりにも理不尽でスーパープレイヤー向け過ぎるゲームを、今改めて振り返ります。
マリオなのにゲキムズ過ぎ
「子持ちゲーマー」である筆者は、「いつ自分の子供がゲームを遊びはじめるのかな」と楽しみに待っていました。そんな我が子も4歳くらいになり、親の影響を受けて当然のようにゲームを遊びたがるようになったのです。
果たしてどんなゲームを選ぶのかと思いきや、なんと子供が手にとったのは初代『スーパーマリオブラザーズ』。令和生まれのキッズなのに渋いところをついているような、あるいはレトロゲームだとしても現代に通じる魅力があるのかもしれません。
当然ながら我が子はまだ幼いので、操作はかなりおぼつきませんでした。しかし一緒に遊びつつ教えてあげると、最初のクリボーを踏めるようになり、キノコを取れるようになり、土管に入れるようになり……。ついには1-1をひとりでクリアできるようになったのです。
楽しくマリオを遊べるようになり、ゲーマーとしても親としても嬉しく思っていたところ、いつも通りマリオを遊んでいた子供が急に叫びだしたのです。
「パパたすけて!」
いったい何事かと話を聞いてみると、「キノコをとったらマリオがしんだ」そうで、それが悔しくて泣いてしまい、助けを求めたそう。
博識な読者の皆さんであればすでにお気付きでしょう。そう、我が子はその日、初代『スーパーマリオブラザーズ』ではなく『スーパーマリオブラザーズ2』を間違えてプレイしていたのです。
子供に泣きつかれたのであれば仕方あるまい。親としてこの『スーパーマリオブラザーズ2』を攻略してリベンジしてやろう……! というのは迂闊(うかつ)だったかもしれません。何せこのゲーム、レトロゲームだということを考慮したとしても、とにかく難しいからです。