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『ドラゴンボール』「身勝手の極意」と「スーパーサイヤ人4」どっちが強いか論争に決着が?

『ドラゴンボール』のファンであれば、「孫悟空の最強形態はなにか」というテーマで、一度は議論を交わしたことがあるでしょう。実はこれについて、『ドラゴンボール超』放送終了時点での答えがあることはご存じでしょうか。新作『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』放送前に振り返ってみましょう。

今なお議論が続く「孫悟空の最強形態」その答えとは?

『ドラゴンボールDAIMA』第2弾メインビジュアル (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
『ドラゴンボールDAIMA』第2弾メインビジュアル (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

「最強キャラ議論」が盛り上がるマンガやアニメはたくさんありますが、その筆頭はやはり『ドラゴンボール』でしょう。『ドラゴンボール超』で「身勝手の極意」という「孫悟空」の最強形態が登場しましたが、1996年から97年にかけて放送された『ドラゴンボールGT』の「スーパーサイヤ人4」が最強だとするファンの声も根強いものがあります。

 実は「身勝手の極意」と「スーパーサイヤ人4」はどちらが強いのか……という議論に関して、すでにひとつの解答が示されていることはご存じでしょうか?

 それはアニメ「【SDBH★時の界王神編10話】絶望を消し去る希望の光 そして奇跡の決闘へ!」でのことでした。これはバンダイが展開するアーケードゲーム「スーパードラゴンボールヒーローズ」のプロモーションとして、YouTubeで配信されたアニメです。

 同作では、時空を超えて戦士たちが覇を競う「超時空トーナメント」が開催されていました。その第10話で、「身勝手の極意」に変身した悟空と「スーパーサイヤ人4」に変身した別次元の悟空、「孫悟空:ゼノ」がバトルを繰り広げます。

 戦闘の序盤、「兆」と呼ばれる「身勝手の極意」の前段階である悟空と「ゼノ」の力は拮抗していました。しかしゼノが渾身の拳を繰り出した瞬間、悟空は完璧な「身勝手の極意」に覚醒し、カウンターでパンチをヒットさせます。これによってゼノはダウンし、悟空も「オラの……勝ちだ!」とつぶやいて仰向けに倒れ、戦いは幕を閉じるのです。

 こういった夢のバトルは引き分けになるケースが多いため、キッチリと勝敗が示されたことは、当時ファンの間で大きな話題を呼びました。ネット上にも「やっぱ身勝手か。あれはチートフォームだからなー」「でもスーパーサイヤ人4にはロマンがあるから!」「いや認めない……。スーパーサイヤ人4が勝つ場合もあるはずだ!」など、さまざまな意見が寄せられています。

 確かに「身勝手の極意」は状況に応じて自動的に肉体が的確な行動をとるという、無敵の形態です。多くの人がこの結果に納得していましたが、だからといって「スーパーサイヤ人4」の評価が下がったわけではありません。

 往年の『ドラゴンボール』ファンのなかには、「スーパーサイヤ人4」こそ至高のデザインだと豪語する人もおり、人気度という点では「スーパーサイヤ人4」に軍配が上がっている印象です。

 また「身勝手の極意」の勝利という形で一応の決着はつきましたが、状況によっては「スーパーサイヤ人4」が勝利するケースもあるのではないかといった意見も多いため、まだまだ議論は続いていきそうです。

 そして2024年10月からは、いよいよドラゴンボールシリーズ待望の完全新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』の放送が始まります。同作でも、新たな悟空の最強形態が登場するかもしれません。次はどんなデザインになるのか、楽しみですね。

(ハララ書房)

【ついに決着!?】 こちらは『ドラゴンボール』界隈がザワついた「問題の映像」です

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