『ワンピ』人類を救う「テキーラウルフ」に新展開 “酒”との共通点は偶然か?
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』では、「エッグヘッド編」において、さまざまな謎が明らかにされました。ここでは「Dr.ベガパンク」による全世界配信が大きな話題となりましたが、そこで飛び出した、革命軍「イワンコフ」の発言にも注目が集まっています。
巨大な橋はひとつだけじゃなかった?
大人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』は最終章に入ったとはいえ、いまだ多くの謎に包まれています。そのなかでも、巨大な橋の上に築かれた国「テキーラウルフ」に関する情報は、ほとんど明らかにされていません。
※この記事には単行本『ONE PIECE』109巻以降の内容を含みます。
このテキーラウルフとは「東の海(イーストブルー)」に存在しており、犯罪者や非加盟国の国民が「労働者」として暮らし、いまもなお橋を造り続けているのです。それは天竜人からの命令であり、約700年前からその建設が始まっていました。
麦わらの一味が「シャボンディ諸島」にて、当時王下七武海のひとりだった「バーソロミュー・くま」の能力によって、世界中へバラバラに飛ばされたとき「ニコ・ロビン」がこの付近にたどり着き、歴史に詳しいロビンですら、「テキーラウルフ」の存在を初めて知った様子でした。
くまの行動は結果的に、麦わらの一味がそれぞれに知識や力をつけたことから、メンバーを適材適所に飛ばしていた可能性が有力視されています。となると、くまはロビンに、「テキーラウルフ」の存在を、知らせておきたかった可能性が高いのです。
その「テキーラウルフ」に関して、このたび新たな情報が明かされました。それは原作第1125話にて革命軍「イワンコフ」のセリフから、「テキーラウルフ」のほかに「ウォッカウルフ」「ラムウルフ」「バーボンウルフ」が存在していることが分かったのです。
つまり単純に考えると「北の海(ノースブルー)」「西の海(ウエストブルー)」「南の海(ノースブルー)」にも、「テキーラウルフ」と同様のものが建設されているのかもしれません。
さらに本作の世界は「ベガパンク」の配信によって、今後「海に沈む」ということが明かされました。そして、革命軍の総司令官「モンキー・D・ドラゴン」は、「民衆が“安全な場所”を奪い合う世界がやってくる!」と言っており、安全な場所が「〇〇ウルフ」のことを指している可能性も予想されています。
しかし、その名前に関して違和感を覚えるファンのいるようです。なぜなら「テキーラ」「ウォッカ」「ラム」「バーボン」とお酒の名前がつけられているものの、「バーボン」だけ特殊でした。
現実世界において「世界4大スピリッツ」としてくくられるお酒が「テキーラ」「ウォッカ」「ラム」「ジン」です。しかし今回は「ジン」が外され、代わりに「バーボン」が加わっています。ちなみに「バーボン」はウィスキーの種類の名前です。
もしかすると、この4つ以外にもまだ「〇〇ウルフ」が存在する伏線となっているのかもしれませんが、法則とずれた「バーボンウルフ」には、何か秘密が隠されているのでしょうか?
いずれにせよ、人命を守る場所として有力な謎多き建造物には、今後も引き続き目が離せそうにありません。
(マグミクス編集部)