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『ドラクエ』サマルトリア王子を超える“イラつかせ”キャラ選手権 性格、能力が「ありえん」

「ドラゴンクエスト」シリーズのムカつくキャラと聞いて、あなたは誰を思い浮かべますか? 『ドラクエ2』のサマルトリア王子の「いやー さがしましたよ」というセリフはイライラ案件として知名度が高いですが、ほかにも「ドラクエ」界には、さまざまなイライラキャラが登場しました。

性格が悪すぎて不快に感じるプレイヤーが続出?

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(スクウェア・エニックス)
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(スクウェア・エニックス)

「もしや キミは ローレシアの おうじではっ!? いやー さがしましたよ」。『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』をプレイした人であれば、この「サマルトリアの王子」のセリフにはイラついたのではないでしょうか。「ドラゴンクエスト」シリーズには、ほかにもプレイヤーをイラつかせたキャラが登場しました。

 例えば、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に登場する「チャゴス」も、イライラキャラとして当てはまるでしょう。チャゴスは「サザンビーク王国」の王子で、シリーズ屈指のわがままなキャラとして有名です。

 イラっとする言動のなかでも、タチの悪さが際立っていたのが「ミーティア姫」との一件でした。ミーティアは呪いによって馬に姿を変えられた「トロデーン王国」の王女です。旅の途中、チャゴスがミーティアの背中に無理矢理乗ろうとするイベントが発生します。

 ミーティアに振り落とされたチャゴスは逆ギレ。ミーティアを鞭で打とうとし、間に入ってきた呪いによって魔物の姿になった「トロデ王」に対してもひるみません。あまりにクズ全開な言動は、多くのプレイヤーを不快にさせ、「嫌われキャラ」として、たびたび名が挙がるようになりました。

 また、期待を裏切る形でプレイヤーをイラっとさせたキャラといえば『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「テリー」は外せないでしょう。テリーは当初、謎の剣士としてメインイベントでたびたび強者ムーブを見せつけ、「仲間になったらさぞ強いのだろう」という雰囲気を登場初期から醸し出していました。

 しかし、実際に終盤で仲間になると、まったくと言っていいほど使い物になりません。時期に見合わないレベルの低さに加え、自力で習得している呪文や特技もない状況です。そして、多くのプレイヤーが「あんなに強かったのに」とガッカリする事態となりました。

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