いきなり口に何突っ込んでんだ 衝撃の1話に騒然となった2024秋アニメ
いよいよ放送が始まった2024年秋アニメは、第1話から衝撃的な展開を迎えた作品も続出しています。まさかの展開に騒然となった作品には、どのようなものがあるのでしょうか。
開始早々拷問シーン?
10月も中旬に入り、2024年秋クールのアニメの放送が毎日話題を集めています。今季は人気マンガ原作のアニメはもちろん、オリジナル作品や続編など、注目作品が多いため早くも「リアタイで寝不足」「どれも当たり過ぎてヤバい」などの声も、多数出ています。
そんな秋アニメのなかには、第1話から視聴者に衝撃を与えた作品も数多くあり、すでに2話、3話まで進んでいるものの、ぜひ今からでも追いついていただきたい、注目作も多々あります。
●『チ。- 地球の運動について -』
2020年から2022年にかけて連載されたマンガ(作:魚豊)『チ。- 地球の運動について -』は、「地動説」を証明するために信念と命を懸けた登場人物たちの壮大なストーリーが、高い人気を集めていた作品です。以前よりアニメ化が発表されており、ついに2024年秋から2クールで放送が開始されました。
初回は2話連続で放送され、第1話冒頭から異端者を厳しく取り締まる異端審問官「ノヴァク(CV:津田健次郎)」の拷問シーンが描かれています。「痛々しいシーンから始まってキツい」「しんどくて薄目で観た」と、衝撃を受ける視聴者が続出していました。
メインキャラクターの多くが禁じられた地動説を研究していることから、原作マンガでは厳しい拷問シーンがたびたび描かれています。爪を剥ぐ、火あぶりにされるといった拷問シーンがそこまでぼかされずにはっきり描かれており、特に「苦悩の梨」と呼ばれる拷問器具を口に入れる場面に衝撃を受けた人が多かったようです。
また、第3話では主人公「ラファウ(CV:坂本真綾)」が地動説への信念を曲げなかったために、まさかの展開が起き、「どういうこと?!」「鳥肌と衝撃が止まらない」と原作未読の視聴者から圧倒された声が続出しています。
●『ダンダダン』
幽霊の存在を信じる女子高生「綾瀬桃(モモ/CV:若山詩音)」と、宇宙人の存在を信じる「高倉健(オカルン/CV:花江夏樹)」が、さまざまな怪奇現象と戦う『ダンダダン』(原作:龍幸伸)は、「少年ジャンプ+」の看板作品のアニメ化として、放送前から秋クールの覇権候補とも言われていました。
原作マンガは大迫力のバトルシーンも魅力で、アニメーション制作が『映像研には手を出すな!』『犬王』などで海外でも高い評価を得ているサイエンスSARUということもあり、期待値も高まっていたようです。
第1話ではCreepyNutsの「オトノケ」に合わせて『ウルトラマン』オマージュの演出が光るOP映像や、美麗な作画で滑らかに動くキャラクターたちに「さすがサイエンスSARU」「原作の面白さをよりアップグレードしてて最高」と、SNSでリアタイ勢の高評価が多数出ていました。
そして第1話では、主人公ふたりがそれぞれ妖怪の「ターボババア(CV:田中真弓)」と、宇宙人の「セルポ星人(CV:中井和哉)」に遭遇し、ピンチに陥ります。ターボババアもセルポ星人も、深夜放送とはいえ心配になるような「危険」な言動をしており、演じているのがそれぞれ『ONE PIECE』でもおなじみのキャストということもあって「ルフィとゾロに何言わせてるんだ(笑)」「汚い麦わら一味」と盛り上がりを見せました。
さらに、クライマックスではモモが大ファンの高倉健さんとオカルンが同姓同名であることが発覚して、「恋」が始まったかのような演出が入り、こちらも初見の視聴者には衝撃だったのではないでしょうか。
続く第2話でも、オカルンの大事な物がなくなってしまったり、覚醒して超人的な力に目覚めたりと、怒涛の展開が描かれ、「輪をかけて面白くなってるのすごい」「やっぱり覇権アニメだった」と、期待を裏切らない出来で話題を集めています。
●『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』
2016年から2021年にかけてアニメ2期分が放送された『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称:リゼロ)の新シリーズも、2024年10月からスタートしています。
3期の幕開けとなる第51話では、水門都市「プリステラ」への招待状を受け取った主人公「スバル(CV:小林裕介)」たちが懐かしいキャラクターたちと再会し、穏やかな時間を過ごすストーリーが描かれています。
ただ、平和なシーンが続くと思っても、そうはいかないのが『リゼロ』 です。大罪司教のひとりで「憤怒」を担当する「シリウス・ロマネコンティ(CV:安済知佳)」が刻限塔に現れ、スバルを含む周囲の人びとが死亡するという衝撃の展開が訪れます。「ついさっきまで平和な日常パートだったのに」「ラスト5分でこんなに絶望に叩き落とすことある?」と、SNSは阿鼻叫喚の様相となっていました。
そして、続く第2話でも、作中最強の「騎士の中の騎士」とも称される「ラインハルト(CV:中村悠一)」の協力があってもシリウスの凶行を止めることができず、スバルは開始15分で3回もの死に戻りをすることになるのです。「シンプルにシリウスが強過ぎてどうにもできない」「勝てるイメージが全然ない」と、シリウスの攻略法が見つからないこともあわせて、視聴者に衝撃を与えています。
(田中泉)