『ワンピ』ルフィが最強のジョイボーイを超えなきゃ終われない? エルバフで急進化なるか
最近の『ONE PIECE』では、激動の展開が続くなか、伝説の人物「ジョイボーイ」の桁違いな覇気が描かれたことで話題を呼びました。それにともない、ルフィのさらなる成長にも注目が集まっています。ジョイボーイがかつて敗北した強敵たちに立ち向かうため、ルフィは今後どのような進化を遂げるのでしょうか。
世界政府と戦うならジョイボーイ以上の力が必要かも?
※この記事では、『ONE PIECE』単行本未収録の最新展開の話題に触れています。未読の方はご了承の上お読みください。
最新章に入ってから毎週大きな盛り上がりを見せている『ONE PIECE』では、最近の1123話で描かれた、「空白の100年」に実在したという伝説の人物「ジョイボーイ」の強大な「覇気」に注目が集まっています。謎の鉄の巨人「エメト」の体内の縄に保存されていたその覇気の力は、怪物化して迫っていた「五老星」たちをも圧倒するほどで、読者から「チート級」とも評されました。
ただ、詳細不明ながらジョイボーイは800年前の戦争で、後に「世界政府」となる組織に敗北しています。彼と同じ「悪魔の実」の能力を持ち、世界政府と戦う可能性もある主人公「モンキー・D・ルフィ」は、ジョイボーイですら勝てなかった敵に対し、今後どのように成長して戦いに挑むのでしょうか。
ファンの間では、今後ルフィがさらに強力な「炎の技」を生み出すことも予想されています。ルフィは現在、炎を使った技として「ゴムゴムの火拳銃(レッドホーク)」や「ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)」を使用できるようになりました。いずれも悪魔の実の特徴を活かし、「武装色」の覇気に炎を纏った拳を相手にぶつける大技です。
これらの技の特徴や、ルフィに宿る「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル『ニカ』」が「太陽神」と呼ばれていることから、彼がさらなる火力の炎を扱えるようになる可能性もあるでしょう。太陽神の名にふさわしい、猛炎の技を披露してくれるかもしれません。読者の間では「もう一段階覚醒したら太陽神としての能力に開花しそう」「太陽神なら炎系で最強なのでは」「太陽神なら『マグマグの実』(赤犬の能力)のマグマ攻撃も効かないかもしれないし、炎技でエースの仇とってほしい」といった期待が高まっています。
また、ルフィには「覇王色の覇気」の強化を予想する声もありました。相手を気絶させるなど、ルフィも覇王色の覇気を使ってはいるものの、使い手として圧倒的に存在感があるのは、四皇のひとり「シャンクス」です。彼は覇王色の覇気を飛ばして遠距離の相手を威圧したり、刀にまとわせて攻撃したりと、その威力と高い汎用性から「作中最強クラス」と評されています。
しかし、ジョイボーイの覇王色の覇気を目にした巨人族の戦士「ドリー」は、「赤髪(シャンクス)以上か!?」と評価しました。やはりルフィがジョイボーイを超えるためには、シャンクスを凌ぐほど覇気を磨く必要があるでしょう。
そして現在のルフィの戦闘で心配されるのは、ニカの姿となる「ギア5」を解除したあとの著しい老化です。ギア5を使っても老化することなく自由自在に戦えるようになれば、耐久面も強化できます。1112話では、巨人族「ブロギー」がエルバフの非常食「ハカール」を老化したルフィに与えたところ、瞬く間に復活する描写がありました。太陽神を信仰するエルバフには、老化を克服するカギが眠っているかもしれません。
ちなみにハカールは実在するアイスランドの伝統的な保存食で、サメの肉を発酵させて作ります。サメを使った食べ物なら、エルバフを出た後の航海でも割と簡単に用意できるはずですし、ルフィは今後これを食べながら長時間戦うのかもしれません。
ルフィ自身、ギア5が「最高地点」と口にしていたものの、ジョイボーイとの力量差、さらにそのジョイボーイを負かした世界政府側の力を考えると、まだまだ成長の余地を感じます。読者の間では「ギア5よりさらに上の最終形態がありそう」「エルバフが最後の修行の場になるのかな」など、彼の成長に期待が高まっています。
(LUIS FIELD)