シャンクス「新時代」を担う若者つぶしすぎ! 『ワンピ』安否不明キャラに「再登場ないと困る」
海賊同士の衝突や革命軍によるマリージョアの襲撃など、『ONE PIECE(ワンピース)』の世界では騒動が絶えません。そのようななかで、戦闘に敗北して音沙汰がなかったり、囚われの身だったりで、読者に心配されているキャラも存在します。
ルフィと仲の良い海賊が次々と沈められる
最終章に突入して、不安定な世界情勢が描かれている『ONE PIECE(ワンピース)』では、海賊同士の衝突やいざこざで、多くのキャラが安否不明です。なかには主人公「モンキー・D・ルフィ」と親交が深いキャラや、読者から人気の高いキャラもおり、彼らの再登場を望む声が多く聞かれます。
※本記事では単行本『ONE PIECE』109巻以降の内容を含みます。
重大な伏線を残したまま安否不明の状態が続いているのが、「パンクハザード」から「ワノ国」までの冒険でルフィと海賊同盟を組んでいた「トラファルガー・ロー」です。彼は「勝者島」で「黒ひげ海賊団」と激闘の末、敗北しています。「マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)」に「オペオペの実」の能力を奪われそうになりますが、「月の獅子(スーロン)化」したミンク族の船員「ベポ」に連れられて逃げ出して以降、行方不明です。
ローにはいくつかの重要な謎が残されています。例えば、彼の持つ「オペオペの実」の能力は、使い手によっては術者の命と引き換えに他者に永遠の命を与え「不老手術」を施せるものです。
実はこの手術を世界政府の頂点に君臨する「五老星」が受けていたのではないか、という意見も聞かれます。過去の回想シーンでは彼らの容姿にまったく変化が見られず、「エッグヘッド」での戦闘では身体の欠損が復活していたことから、「不老不死」が疑われました。
最新話では、五老星メンバーの入れ替えがありました。読者の間では「新メンバーを不死にするために、ローが狙われそう」という懸念が新たに生まれています。
また、ルフィやローと共に「ワノ国」で共闘した「ユースタス・キッド」は、「エルバフ」近海で四皇「シャンクス」率いる「赤髪海賊団」と対峙した後、生死不明の状態です。彼は、シャンクスの攻撃を受けて重症を負ったうえに、巨人族の戦士「ドリー」と「ブロギー」の大技「覇国」で海賊船ごと壊滅させられています。
キッドはルフィと同じく「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指していましたが、手がかりとなる「ロードポーネグリフ」の写しは、キッドを守るために船員がシャンクスに渡してしまいました。これにより、ワンピース争奪戦からは脱落したとも考えられています。
しかしキッドは、最後の「ロードポーネグリフ」を所持している可能性が高い「火ノ傷の男」について言及していたため「再登場して新たな情報提供をしそう」と予測する読者もいます。「ラフテル」を目指す海賊たちにとっては、この情報は極めて重要な手がかりとなるでしょう。いずれにせよ、「キッドのことだから懲りずに復活しそう」「復活劇を扉絵連載でお願いします」など、再登場を望む声が多いキャラです。
キッドと同様に、赤髪海賊団との対峙後に生死不明となったのが、「麦わらの一味」の傘下「麦わら大船団」のひとり「バルトロメオ」です。ルフィを敬愛するバルトロメオは、赤髪海賊団の海賊旗を燃やして麦わらの一味の海賊旗を掲げるという大胆な行動に出ました。当然、赤髪海賊団には咎められ、狙撃手「ヤソップ」によって海賊船ごと沈められます。
完全に悪いのはバルトロメオですが、この一件はルフィとシャンクスの関係性に影響を与えるのでしょうか。麦わら大船団が結成された原作800話では、彼らが歴史に名を残す「一大事件」を引き起こすという予告があったため、「この事件がその引き金になるのでは?」と考察するファンもいます。
(LUIS FIELD)