カタクリvsキング←勝者は? 『ワンピ』百獣海賊団とビッグ・マム海賊団の優劣が気になる
『ONE PIECE(ワンピース)』の世界で最強の呼び声高い「百獣海賊団」と「ビッグ・マム海賊団」は、実際にはどちらが強いのでしょうか?両陣営の特徴、船長や幹部たちの実力などを比較してみました。
最強の生物vs天性の怪物……どっちが上?
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)には、多くの強敵が登場します。なかでも元「四皇」の「百獣のカイドウ」率いる「百獣海賊団」と「ビッグ・マム」こと「シャーロット・リンリン」率いる「ビッグ・マム海賊団」は、主人公「モンキー・D・ルフィ」をはじめ「麦わらの一味」やその味方の陣営を苦戦させました。作中では描かれませんでしたが、実際に百獣海賊団とビッグ・マム海賊団では、どちらが強いのでしょうか。
両海賊団は、ともに大所帯の海賊団です。それぞれの強さを比べるうえで注目したいのが、組織構造の違いです。まず百獣海賊団は、幹部の「大看板」や「飛び六胞」などの主要な戦力のほか「人造悪魔の実」の「SMILE」を食べて能力を得た「ギフターズ」など、大量の兵力を持っています。
一方、ビッグ・マム海賊団も100人を超える大所帯ではあるものの、そのほとんどはビッグ・マムが出産した子供たちで構成されていることから、単純な人数でいえば百獣海賊団の方が上かもしれません。ただ、精鋭度という視点で考えると、ビッグ・マム海賊団は血縁者同士ゆえの結束の固さが描かれていること、子供たちは全員ビッグ・マムの遺伝子を持っていることから、百獣海賊団にも負けてはいないのではないか、と考えられます。
続いて注目したいのが、それぞれのトップメンバーである「大看板」(百獣海賊団)と「スイート3将星」(ビッグ・マム海賊団)です。なかでも大看板で「ルナーリア族」の生き残りである「火災のキング」と、スイーツ3将星のひとりで無敗の男として知られる「モチモチの実」の能力者「シャーロット・カタクリ」の強さは、ファンの間でたびたび議論の対象となっています。
例えば「カタクリは『悪魔の実』の能力を覚醒させてるので、キング相手にもひけをとらないんじゃないか」という意見や「キングはカタクリの『見聞色』にかなわないし、カタクリはキングを倒すほどのパワーがない」「空を飛べるからキングの方が有利かな」など、さまざまな議論が交わされているものの、どちらが強いのかという決め手になるものはないようです。
その一方で、スイーツ3将星のひとり「シャーロット・スムージー」については、大看板の「疫災のクイーン」や「早害のジャック」を倒すのは難しいかもしれません。というのも、スムージーは触れたものを絞りジュースを生み出す「シボシボの実」の能力を中心とした場面が多く、戦闘面で大きな活躍が見られなかったためです。
では、それぞれの船長であるカイドウとビッグ・マムについては、どちらが強いでしょうか。こちらもさまざまな意見が見受けられましたが、ネット上では「カイドウの方が強い」と考えるファンが多いようです。その理由としては「カイドウは『最強の生物』といわれているから」「覇気の強さ、悪魔の実そのものの強さが上回っている」などがあげられています。
しかし、一部のファンからは「ビッグ・マムは子供の頃に『エルバフ』の村を破壊するほどのポテンシャルを持っている。天性の戦闘能力に関してはビッグ・マムの方が上」という意見もありました。一騎打ちではカイドウが優位、組織戦ではビッグ・マム海賊団が優位と、状況によって優劣が分かれるのではないのでしょうか。
(LUIS FIELD)