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声優・塩沢兼人さんの命日 『ガンダム』マ・クベ『クレしん』ぶりぶりざえもんなど

2000年5月10日、声優の塩沢兼人さんが46歳で亡くなりました。『機動戦士ガンダム』のマ・クベ、『クレヨンしんちゃん』のぶりぶりざえもん(初代)など個性的な役を独特な色気ある声で演じた塩沢兼人さんの活躍を振り返ります。

あまりにも突然の訃報

ぶりぶりざえもん役 1998年公開『映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』 (C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
ぶりぶりざえもん役 1998年公開『映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』 (C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

 5月10日は2000年に46歳で亡くなった声優・塩沢兼人(しおざわ・かねと)さんの命日です。 『宇宙戦士バルディオス』のマリン・レイガンや『銀河旋風ブライガー』の木戸丈太郎(ブラスター・キッド)など主役キャラを務める一方、『機動戦士ガンダム』のマ・クベや『北斗の拳』の南斗水鳥拳のレイ、『クレヨンしんちゃん』のぶりぶりざえもん(初代)など個性的な役を独特な色気ある声で演じ、強い印象を残しました。20年前、塩沢さんの死に大きな衝撃を受けたライターの早川清一朗さんが、追悼の思いを捧げます。

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 Yahoo!ニュースに、「声優の塩沢兼人さん急死」を告げるニュースが出ていたのを見たとき、一瞬、心臓をつかまれたようなショックを受けたことを覚えています。

 まったく予想もできなかった突然の訃報にしばし呆然としてから、もう20年も経ってしまいました。時の流れの早さには驚かされるばかりです。

 塩沢さんの享年は46歳。初代『ガンダム』を子供の頃に見ていた世代は、今まさに同年代となっています。筆者もそのひとりです。まだこれから、いくらでもやれることもできることもある年齢です。ご本人を含め、当時のご友人や関係者の無念は、察するに余りあります。

 生前に所属していた青二プロダクションには、今なお塩沢さんのページが残されており、過去に演じた膨大な数の役が記されています。 塩沢さんの声を再使用したい場合の問い合わせ用に必要なものなのでしょうが、それ以上に、塩沢さんの存在が、今なお強く心のなかに刻み込まれている方が多いからなのではないかとも思えます。

 塩沢さんの死因は脳挫傷。5月9日午後4時ごろに自宅階段から転落し、当初は異常がなかったものの、午後10時ごろに容態が急変。翌5月10日の0時54分に亡くなりました。

 塩沢さんはこの事故以前にも酔って家の階段から落ち、骨折していたため階段に手すりを付けていたとラジオで語っていたことがあり、一応対策はしていたようです。しかしながらそのときパーソナリティを務めていた鈴木真仁さんは「酔っていたら意味がない」と語っており、残念ながらその通りとなってしまいました。

【画像】声優・塩沢兼人さんが演じたキャラクター(7枚)

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