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人間ドックの結果に悩む中年男性を襲うコロナ禍 必須のSwitch入手は「読み」で

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品薄状態が続く、Nintendo Switch 本体(任天堂)
品薄状態が続く、Nintendo Switch 本体(任天堂)

 そうして「Switch」を探し始めましたが、見事なまでにどこにもありません。あるとしても、転売価格の高価なものばかり。最初は新規入荷に行き当たるのを期待して、仕事の合間を見てはあちらこちらの店を回りましたが「売り切れです」と書かれた紙を見る回数が増えただけでした。

 抽選販売にも何度も応募してみましたが、倍率が数百倍ではどうにもなりません。

 仕方なくTwitterで「Switch」の入荷情報を教えてくれるアカウントをフォローし、何度か販売サイトに入荷した情報を教えてもらって購入しようとしたものの、大抵はアクセス過多で弾かれてしまい、ようやくログインできたと思ったら売り切れていたということが続きました。

 そんなことを繰り返して1か月近く経った4月下旬、筆者はある確信を持って、在宅での仕事のかたわら入荷情報をチェックし続けていました。

「おそらく、本格的なGW突入前に、大量に出荷するはずだ」

 この読みは見事に当たり、Twitter上に、amazonへの入荷のお知らせがツイートされました。タイムスタンプを確認すると、1分前。入荷しても大抵は数分で売り切れてしまうので、ぐずぐずしてはいられません。速攻でamazonのサイトを見ると、見慣れない安価な、というか定価の「Switch」が確かに存在していたのです。

 大急ぎで購入しようとするも、エラー、またエラーの繰り返し。普段ならエラーを繰り返している間に品切れになってしまうのですが、このときは入荷数が多かったようで、エラーを繰り返しても繰り返しても、まだ「Switch」は定価販売されていました。あきらめずに15分ほど粘り、ついにカートから販売ページに移行し、無事に購入に成功した後は、何度も注文履歴を見直し、間違いなく購入できたことを確認し続けていました。一度うっかり3年保証だけ別に注文してしまったのですが、これは無事キャンセルできました。

「Switch」の購入に成功した筆者は、次は『リングフィット』に挑戦し、これは比較的あっさりと購入できました。筆者の体感ですが、『リングフィット』は「Switch」の大量入荷の後に続けて入荷することが多いように思えます。

 こうしてどうにかこうにか「Switch」と『リングフィット』を入手した筆者は、プレイを開始してからわずか数日で、その効果に驚くことになりました。そのエピソードはまた、次の機会にお話します。

(早川清一朗)

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