『リングフィット』極度の運動不足なら体幹の強化から!「ディスクヒット」にハマる
翌日のわき腹は…?

ゲームの面白さに乗せられていたのか、それほど疲労は感じていなかったのですが、その日は汗を流してからぐっすり眠ることにしました。
そして迎えた翌朝、早くも『リングフィット』効果を感じることになりました。両わき腹が、筋肉痛と思われる激痛に襲われていたのです。
そのときの筆者の脳裏に浮かんだ言葉は「やった! 運動した次の日に筋肉痛が来た!」 というものでした。昔は歳を取ると筋肉痛が1日遅れてくると言われていましたが、実際には運動強度が強ければ翌日どころか運動中にも発生するものです。約40分の運動で、十分筋肉を傷めつけることが分かったのは大きな収穫でした。
とはいえ筋肉痛を起こしている部分を連続して鍛えるわけにはいきません。筋肉痛が出ている間は運動により損なわれた筋繊維の修復「超回復」が終わっていない状態とされているので、ここでさらに筋繊維を痛めつけるのは逆効果だからです。
筋肉痛が収まるまで「ディスクヒット」をプレイできないのは残念ですが、無理をしては意味がないので、やむなく次のミニゲームを選ぶことになりました。腰や腹筋に負担をかけずに、無理なく体の強化をできるゲームという条件で色々と調べてみた結果、「内ももライダー」がベストと判断してプレイしてみることにしました。
「内ももライダー」はその名の通り内ももにリングコンを挟んでプレイするミニゲームで、座ってプレイできるのが特徴です。筆者は大きめのクッションを用意しましたが、座布団を折りたたんで使っている人もいるようです。
ゲームの内容は自動で進んでいくバイクを、タイミングよくリングコンを押し込んでジャンプさせ、コインを取ったり爆弾を回避したりするタイプで、どことなく昔よく遊んだファミコンの『エキサイトバイク』を思い出させてくれました。
単純ですがやはり面白く、遊べば遊ぶほどハマっていきます。強化タグは「#すっきり美脚」「#下半身強化」「#姿勢改善」となっており、少し運動するとすぐに膝がカクカクする筆者にとっては、特に「#下半身強化」がありがたいポイントでした。こうして体幹部分と下半身部分の強化用ミニゲームが決まり、このふたつをメインに他のミニゲームも少しずつ遊んでいた数日後、早くも成果を感じる出来事が起こったのです。この出来事は、次回お伝えします。
(早川清一朗)
