初回10分でベッドイン←展開早すぎ! 視聴者を置いてきぼりにした25冬アニメ
2025年冬アニメの放送が始まり、序盤の展開に関する感想が各メディアで飛び交っています。原作大人気アニメや続編アニメが注目されているのはもちろん、「1話から展開が早すぎる」と話題になっている作品もありました。
リアルタイムで視聴中に「え、早すぎでは…?」と困惑

2025年冬アニメの放送が始まり、早いもので1か月が経ちました。放送前から大注目されていた作品や、初回放送で驚きの展開が描かれるなど2025年冬アニメも大盛り上がりな様子です。そんななか、初回から猛スピードでストーリーが進行し、視聴者を置き去りにした冬アニメもありました。
例えばアニメ『この会社に好きな人がいます』の「早すぎる」展開には、驚きの声が目立ちます。原作コミックスは累計110万部を突破している大人気恋愛コメディ作品です。
物語の中心は、お菓子メーカーの経理部に勤めるアラサー男子「立石真直(CV:山下誠一郎)」と、企画部で働く勝気な同期「三ツ谷結衣(CV:宮本侑芽)」です。社内での周囲から見たふたりの関係性は「犬猿の仲」だと認識されています。
そのふたりが徐々に惹かれあっていく物語なのかと思いきや、第1話ですでに交際を始めているところからスタートしました。社内恋愛をバレないようにするため、犬猿の仲は一種の演技だったのです。
ふたりは社内で顔を見合わせドキッとしたり、偶然一緒になった満員エレベーターでこっそり手をつないだりと、かなり危険な橋を渡っています。そして第1話のラストでは、人目を気にしつつも社外での映画デートを決行し、夜は真直が結衣を部屋に連れ込み、即ベッドインとなりました。
その後、第2話では、早くも後輩のひとりに関係性がバレたり、第4話ではさらに濃厚なベッドシーンが登場するなど、ドタバタ展開が続きます。これには「もうバレちゃったけど」「感情ついていかん!」「今後これ以上のエロあるか?」などと盛り上がりを見せていました。
『この会社に好きな人がいます』はTOKYO MX、サンテレビほかにて、毎週月曜23時より、ABEMA、dアニメストアなどで順次配信されています。
また、展開の早さでいうと『アラフォー男の異世界通販』も話題です。アラフォーの独身男「ケンイチ(CV:諏訪部順一)」は突如、異世界に転移します。この現代からの転移シーンは、冒頭数秒のアバンでのみ、流れるように描かれたことから「情報量多くて早速理解できない」という声が相次ぎました。
さらにケンイチは、異世界のアイテムを換金し、現代日本の商品を購入できるチート能力「シャングリ・ラ」を開花させます。この能力で商売をしながら憧れのスローライフを送ることを決意し、街の宿屋をきりもりする女性「アザレア(CV・久保ユリカ)」に異世界の文字を教えて欲しいと願い出ました。
快く引き受けてくれたアザレアに対し、ケンイチはお礼に現代日本のお菓子と肖像画をプレゼントします。アザレアはプレゼントに感激しつつも自分の方がもらい過ぎだと感じ、対価として自らをささげるべく、ケンイチをベッドに押し倒すのでした。ここまでが、放送開始から約10分の間に起こる出来事です。
その後のケンイチは、第3話で森の中に自力でログハウスを完成させるなど、スローライフの実現を進めていきます。しかし次は、街で出会った大商会の娘「プリムラ(CV・本渡楓)」が、ケンイチの魅力に惹かれ、ログハウスに近づいてくる展開を迎えるのでした。視聴者からは「すべてが恐ろしくはやい」「余計な説明は一切しないスタイル?」などの声があがっています。
『アラフォー男の異世界通販』はTOKYO MXほかにて、毎週木曜22時30分より、ABEMA、dアニメストア、Netflixなどで順次配信されています。
(マグミクス編集部)