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やっぱやりすぎ? 問題にされたアニメ BPOへの苦情「22時台でこれはおかしい」

数あるTVアニメのなかには、地上波で放送できたのが不思議に思える作品もあります。見ようによっては、問題に思えるほどの「トンデモ描写」が存在しました。

フィクションでもギリな関係性

妹の美月が描かれた『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』DVD版1巻ジャケット(KADOKAWA メディアファクトリー) (C)2014 松沢まり・KADOKAWA 富士見書房刊/「妹ちょ。」製作委員会
妹の美月が描かれた『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』DVD版1巻ジャケット(KADOKAWA メディアファクトリー) (C)2014 松沢まり・KADOKAWA 富士見書房刊/「妹ちょ。」製作委員会

 毎年何本も放送されるアニメのなかには、地上波で放送されていたのが不思議に思える個性的な作品もありました。なかには地上波で放送はしたものの、内容が過激すぎたものや現実社会で起きた問題とからんで対応を迫られた作品もあります。

 たとえば、2014年放送の『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』が当てはまるでしょう。本作は主人公「神前美月」が、いきなり義理の兄となった「神前夕哉」との関係性に思い悩む物語です。ぎこちない兄妹関係は、歩道橋で美月が幽霊の「寿日和」に取りつかれたことから変化を始めます。

 第1話から日和に肉体の支配権を乗っ取られた美月が自身を慰めたり、美月が日和から直接的に襲われてもだえたりと過激な展開が繰り広げられました。

 22時30分から放送されていた本作には、BPOに「女子高生に貞操帯をつけたり自慰のシーンを放送するなど、午後10時台に放送するような内容ではない」といった意見も寄せられています。結果として地上波での放送は続ける一方で、第5話から時間帯を深夜へと移動する対処を余儀なくされました。

 また、2007年に放送された『こどものじかん』も、かなり過激な内容でした。主人公で小学校に新人教師として赴任した「青木大介」は、担当するクラスの生徒「九重りん」から誘惑されてしまいます。

 物語を通して、りんが次第に先生と生徒という立場を超えて、大介へ想いを強めていく部分や、りんをはじめとした生徒が色っぽい一面をさらけ出すシーンもありました。そして、実際に放送直前で『こどものじかん』を想起させるような事件が発生したことから、一部の局では予定していた放送を見合わせることになります。

 また2011年に発売を予定していたBlu-ray版は東日本大震災の影響を受け、告知や生産体制に不安が生じたことから発売を中止されます。それから年月が経過したいまでも、Blu-ray版は発売されていません。

 また、2011年のアニメ『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』も、やや異質な兄妹関係を描いたラブコメ作品でした。主人公の「高梨奈緒」は兄の「高梨修輔」を溺愛し、実妹と認識しながら兄の衣服の匂いを嗅いだり、自分を女性として意識させようと修輔に迫ったりするなど、過激な日常のドタバタが繰り広げられます。

 攻めてはいましたが、本作で問題になったのは、お色気描写ではありませんでした。第10話では同じ高校に通う新キャラ「谷田貝蘭」が登場し、オカルトを愛するコスプレイヤーの彼女と修輔の交流を中心とした物語が繰り広げられました。そこで蘭の話を聞く修輔や友人たちの脳内イメージとして、校舎の屋上で大きな波に飲み込まれるシーンが登場します。

 同話が放送される直前に東日本大震災が発生しており、番組は一部の放送局を除き1週間延期され、その後は10話を飛ばして11話からの放送となりました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? もっと隠しなさいよ こちらがBPO案件になった『妹ちょ。』です(4枚)

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