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ガンダム初心者が『ジークアクス』をきっかけに「ファースト」を見た感想に反響 「合体ロボだったのか…」

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』から原点となった『機動戦士ガンダム』を初めて視聴したという視聴者の感想が話題を呼んでいます。母性的なミライさんの魅力や、意外な合体ギミックの存在など、新鮮な視点での気づきが古参ファンの共感を集めています。

ミライさんの有能さに再注目?

「ROBOT魂〈SIDE MS〉RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~リアルマーキング~」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
「ROBOT魂〈SIDE MS〉RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~リアルマーキング~」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

 ガンダム新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』をきっかけに、初代『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)の視聴を始めたという新規ガンダムファンが増えているようです。あわせて、ガンダム初心者の新鮮な視点が古参ファンの共感を呼び、さまざまな気づきや発見がSNSで飛び交っています。

 特に注目を集めているのが、ホワイトベースの操舵手「ミライ・ヤシマ」への好意的な反応です。初心者からは「有能過ぎる」という意見が上がっており、古参ファンからは「母性的な存在」など作中での活躍ぶりが改めて評価されています。

 もとはサイド7の民間人でありながら、スペースグライダーのライセンスを持っていたために操舵手となったミライ。若くしてホワイトベースの重要な職責を担う彼女の姿に、多くのファンが魅力を再発見したようです。

 また艦長の「ブライト・ノア」についても新たな視点が共有され、話題を呼んでいます。厳格な軍人というイメージが強い一方で、実は19歳という若さで重責を担うことになった状況が改めて注目されています。突発的な状況で艦長となり、軍人でもない少年少女たちを率いることになった苦悩が、新規ファンの視点を通して浮き彫りになりました。

 さらに興味深い発見となったのが、主人公「アムロ・レイ」の「アムロ、行きまーす!」というセリフについてです。ファンの間で広く知られているこのフレーズですが、実際の作中での使用頻度は意外にも少ないことが指摘され、多くのファンが「そう言えばそうだった」と新たな気づきを得ています。

 このほか、新規視聴者を驚かせたのが、「コアブロックシステム」によるガンダムの分離・合体機能の存在です。古参ファンからは、当時のおもちゃ販売の要請から生まれた仕様であることが指摘されつつも、最終回の感動的なラストなど、物語内でうまく活用している点を評価する声も上がっています。

 この新規ファンの感想は、45年以上も前に放送された作品の新たな魅力を引き出し、世代を超えた『機動戦士ガンダム』の普遍的な価値を再確認する機会となっています。

(マグミクス編集部)

【画像】えっ、スタイル抜群! こちらが『ガンダム』「ミライさん」のサービスシーンです(5枚)

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