マグミクス | manga * anime * game

過激で面白い2024年実写化ドラマ「よう放送したな」「本当に夫婦になるとは」

深夜ドラマや独占配信の実写ドラマには、過激な大人向けの描写に「ここまで再現するのか」と驚かされることがあります。なかには、大胆な濡れ場に加え、現代に沿ったテーマや共感するストーリーで視聴者の心を惹き付けた作品もありました。昨年、2024年の作品を振り返ります。

不倫している役が男女ともに衝撃

篠田麻里子さんプロフィール写真
篠田麻里子さんプロフィール写真

 過激な描写が多いマンガが原作の実写ドラマは、攻めた描写で視聴者から注目を浴びることも少なくありません。昨年、2024年の作品のなかでも濃厚な濡れ場に加えて、現実味のあるストーリーや予想外の展開で視聴者から高く評価されたものもありました。

●『1122 いいふうふ』

 Amazonプライムビデオで独占配信されたドラマ『1122 いいふうふ』は、渡辺ペコ先生のマンガ『1122』が原作の作品で、夫婦仲を保つために「婚外恋愛許可制(公認不倫)」を取り入れた、仲は良いけれどセックスレスになっている夫婦の姿を描いています。

 作中では大人向けの描写も多く、婚外恋愛許可制にモヤモヤを感じた妻「相原一子(演:高畑充希)」が、女性用風俗を利用するシーンが描かれています。セラピストとのベッドシーンや、事後にお風呂でイチャイチャするシーンには、ドキドキした視聴者も多かったでしょう。

 そういった場面もありつつ、全体としてはセックスレスや公認不倫、女性用風俗などのテーマを通じて、夫婦とは何かを考えさせられる内容です。視聴者のなかには「本当にいる夫婦の人生の一部を切り取ったようなリアルな描写だからこそ、ふたりの気持ちが理解できて共感した」「夫婦関係は一筋縄ではいかないけど、相手を想う気持ちや感謝を言葉で伝えるのは大事だと考えさせられた」と、共感したり考えさせられたりした人も多かったようです。夫の「二也」役の岡田将生さんと高畑さんはこのドラマでの初共演をきっかけに交際し、2024年11月にふたりは実際に夫婦となりました。

●『買われた男』

 2024年にドラマ化された『買われた男』(作:芹沢由紀子/作画:三並央実)は、女性用風俗で働くイケメンセラピストが悩みを抱える女性の心身を癒やす物語です。

 設定上、セラピストと女性客のベッドシーンも多く、行為中の生々しいリップ音や舌をからませる音は強調されており、実写だからこその生々しい表現でした。また、行為を経て女性客が癒やされていく過程も、ヒューマンドラマとして高い評価を得ています。

「テーマからしてエッチな感じを全面に押し出すかと思いきや、意外と深い話だった」「毎話買われた男がゲストのオフショットを眺めるエンディングは、過去の恋にも前向きな未来にも感じられて、ちょっとしたラブストーリーよりも胸を締め付けられる」といった声があがっています。

●『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』

 大竹玲二先生のマンガ『離婚しない男』が原作のドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』も、2024年に放送されました。主人公の「岡谷渉(演:伊藤淳史)」は、妻「綾香(演:篠田麻里子)」の不倫に気付いて離婚を決意します。そして、「日本の父親の親権獲得率はわずか1割」という困難な状況のなか、離婚後に子供と一緒に暮らすために戦いに挑むというストーリーです。

 序盤では、綾香と不倫相手「司馬マサト(演:小池徹平)」の濡れ場が描かれており、隣室や渉の自宅での不倫行為には、衝撃を受けた視聴者も多かったでしょう。また、中盤ではマサトが渉に恨みを抱いていることが明らかになり、その理由は最終回で判明するなど、衝撃の展開が待ち受けています。

 過激な性描写や怒涛の展開は、「篠田麻里子も小池徹平もそんなイメージなかったからキャスティングだけで衝撃」「鈴付きの首輪を装着した綾香が、服従して嬌声をあげているシーンが頭から離れない」「中盤からはストーリーに引き込まれて、最終話は涙なしでは観られなかった」と、多くの視聴者を惹きつけました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「不倫相手の男役もビックリ」「キービジュでもう気まずい」こちらが篠田麻里子さんの演技が衝撃のドラマです

画像ギャラリー

1 2