【漫画】デパコスを買おうとするも、店員に話しかけられず　買ったリップに「切な…（泣）」

たまには自分にご褒美を…デパコス慣れしていないと？

　デパコスが買えなかった女性のエピソードを描いたマンガ「デパコス慣れてない奴の悲劇」が、Instagramで6500以上のいいねを集めて話題となっています。

「たまには自分へ何かご褒美を……」と、デパートでリップを買おうとした女性。お店に並んだリップを眺めたものの、種類が多くどれを選べば良い分からず、途方に暮れてしまいます。しかし、店員さんも忙しそうで声をかけられず……。読者からは、「気持ち、分かります」「表情が切なすぎる」「まるで自分を見ているかのようでした」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、ブロガーの「かるめ」さんです。Instagramやブログ「かるメディア」などでマンガを発表しています。かるめさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーかるめさんはデパコスに対してどのようなイメージを持っていますか？

　プチプラのコスメと比べて高価なので、ハードルが高いイメージがあります。また、「落ち着いていて余裕がある、大人な女性」が買うイメージもありますね。

ーー特にどのような点で、そう感じますか？

　店員さんに話しかけるタイミングや種類の豊富さで、ハードルの高さを感じます。「私みたいなのが買って良いのか……」という卑屈な気持ちになりますね。

ーー「もっとこんな感じだったら利用しやすいのに」と感じたことはありますか？

「ハードルが高い」ということは、メリットであるとも思います。なので、気軽に誰でも立ち寄れる場所になってしまうよりも、このままでいいと思っています。

ーーこのとき購入したリップは、その後どうしましたか？

　いまもケースなしで使っています。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「自分を見ているようでした」「店員さんに話しかけるのは勇気がいりますよね」など、共感の声をたくさんいただきました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

「『デパコスを買うのは勇気がいる』という人は、私だけではないかも」と考えたからです。また、インターネットで購入したリップがあまり自分に似合わず悲しかったので、ネタにして昇華しようと思ったからという理由もありますね。

●かるめさん　過去のインタビュー