過激なシーンが満載の令和アニメ 規制されすぎて「よく見えないんですが」
コンプライアンスへの意識が高まり規制が厳しい時代となった令和のTVアニメでも、大人向けの描写が多く描かれた作品もいくつかあります。どのような作品が攻めた内容で視聴者を驚愕させたのでしょうか。
これがOKなんてどうなってるの?

昨今のアニメでは、かつては表現できたものが不適切だと規制されることも少なくありません。しかし、令和になってから作られたアニメでも、「放送して大丈夫なのか」と心配になるほど、過激な大人向け描写が含まれた作品もありました。
過激な令和アニメといえば、蘇我捨恥先生のライトノベルが原作の『異世界迷宮でハーレムを』(2022年)は欠かせません。ゲームの世界に入り込んだ主人公「加賀道夫」が、奴隷商人からヒロインたちを購入し、迷宮を攻略していくストーリーです。
タイトル通り、道夫はヒロインたちと甘美な日常を送っており、多数の大人向け描写が描かれています。たとえば、4話では道夫と狼人族の奴隷「ロクサーヌ」のベッドシーンが、12話では道夫とロクサーヌとドワーフの奴隷「セリー」の3人による性行為の描写がありました。これらの描写には規制が施され、なかには画面が規制マークで埋め尽くされた瞬間もあります。
放送時「TV放送されたアニメでこのレベルの描写を観たのは初めて」「丁寧に作られててマンガに劣らずよかったけど、地上波版は規制が入りすぎてほとんど見えない」と、その過激さや規制に戸惑う視聴者が続出しました。
また、エロスの源「Hネルギー」を奪って活力を失わせることで人類の絶滅をもくろむ「キセイ蟲」と、ヒーロー集団「エグゼロス」の戦いを描いた2020年のアニメ『ド級編隊エグゼロス』(原作:きただりょうま)も、驚くようなサービスシーンが満載です。
エグゼロスはHネルギーを用いて戦っており、一度Hネルギーを放出すると、再度溜めなければなりません。作中ではHエルギーを溜めるため、エグゼロスの一員であるヒロインたちがノーパンで戦いに挑む場面や、性行為をしようとするシーンがあります。また、Hネルギーを放出した後は服が耐えきれずに破けてしまい、何度もヒロインの一糸まとわぬ姿が描かれました。
ネット上では「ヒーローものかと思って観たら、敵と戦った主人公が全裸になって笑った」「やり残したことはないんじゃないかと思うぐらい、振り切ったアニメ。よく映像化できたな」といった声が出ています。
ほかにも、2021年に放送された『女神寮の寮母くん。』(原作:日野行望)でも、ドキドキする日常が描かれました。父子家庭の中学1年生「南雲孝士」が、父親が失踪したうえに火事で家を失って行き倒れていたところ、大学の女子寮に暮らす「和知みねる」に出会い、寮母となる物語です。
作中では、お風呂での鉢合わせや転んだ拍子にヒロインたちの身体に触れるなど、ラッキースケベが数多く発生します。ほかにも、サンタのコスプレをしたノーパンのヒロインが孝士の上にまたがって腰を振ったり、ヒロインたちが自身の身体にオイルを塗って孝士に擦り付けたりなど、信じられないような場面が豊富です。
大人向け描写はしっかりありつつ、「主人公がかわいいショタだからか、変ないやらしさがなくて安心して観られた」「ラッキースケベが盛りだくさんなうえ、『んなことあるか!』ってスケベもあって笑った」と、安堵や笑いの声も出ていました。
(LUIS FIELD)