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キャストの狂気的演技で忘れがたい実写化ドラマ 最初普通に見えたのに「途中からコワッ」

不倫や陰謀などダークなテーマを扱うマンガの実写化作品は、登場人物の人間性がむき出しになる過程が見どころのひとつです。なかでも、視聴者の想像をはるかに超えるキャラクターの狂気や凶暴性をリアルに演じたキャストは、大きな反響を呼びました。

人喰い村もやばいけど「主人公怖すぎ」

柳楽優弥さん(2020年11月、時事フォト)
柳楽優弥さん(2020年11月、時事フォト)

 近年はかなり過激な内容の青年マンガでも、配信サービス限定のオリジナルドラマが作られたり、地上波でぎりぎりの表現を攻めたりと、さまざまな形で実写化されるようになってきました。また、過激描写だけでなく、キャストの鬼気迫る演技が話題になった例もありました。

●『ガンニバル』

「Disney+」にて独占配信中の『ガンニバル』(原作:二宮正明)は、山間部の村の駐在となった警察官「阿川大悟(演:柳楽優弥)」が、村の「人喰いの風習」の噂の真相を探るうちに、次々と起こる事件に巻き込まれていく物語です。

 一見すると正義感が強い常識人の大悟は、謎多き村で妻子を守るために必死になりますが、村に来る前にとある事件を起こしており、次第に潜む凶暴性が露わになっていきます。「ボケカスが!」「バカタレが!」など、警察官らしからぬ言葉を吐き捨て暴力を振るう姿は、視聴者に「こいつを怒らせたらヤバい」と思わせるほどの狂気を放っていました。

 正義感と暴力性の間で揺れる警察官を演じた柳楽さんの鬼気迫る演技は大きな評価を受け、「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」の最優秀主演男優賞にもノミネートされるなど、国内外で高く評価されています。完結編となる『ガンニバル』シーズン2も、2025年3月19日(水)から配信予定です。

●『夫の家庭を壊すまで』

 2024年に放送されたドラマ『夫の家庭を壊すまで』(原作:赤石真菜)は、10年以上にわたる夫の不倫を知った主人公「如月みのり(演:松本まりか)」が、彼と不倫相手へ復讐するリベンジエンターテインメントです。

 夫の「勇大(演:竹財輝之助)」の裏切りに激怒したみのりが、思い出の写真に笑いながらフォークを突き刺すシーンや、号泣しながら勇大を追い詰める姿は圧巻で「ホラー映画のような怖さに引き込まれた」「感情が高ぶった表情の迫力がすごい」と、絶賛されました。

 さらに、とあるキャラが彼女を利用した壮大な陰謀を画策する黒幕だったという衝撃展開もあり、「本性を知った後の演技が怖すぎる」など、全体的にキャストの演技が物語の緊張感をいっそう引き立てています。

●『あなたのことはそれほど』

 いくえみ綾先生のマンガ『あなたのことはそれほど』は、2017年にドラマ化されました。主人公「渡辺美都(演:波瑠)」が、かつて片思いしていた「有島光軌(演:鈴木伸之)」と偶然再会し、禁断の関係に足を踏み入れていく大人のラブストーリーです。

 美都と有島のラブシーンや混浴の場面など、刺激的な不倫展開が続きますが、とりわけ注目されたのは、美都の夫「涼太」を演じた東出昌大さんでした。一見、穏やかな優しい男性ですが、美都が寝言で「有島くん……」と発した途端の般若のような顔や、自分と結婚して幸せかを執拗に問い詰めるシーンなど、時折みせる異常性が話題となります。

 また、怒りに任せて自宅で叫びながらワインをまき散らす場面も印象的で、「不倫以上に涼太が恐ろしい」「涼太の狂気を楽しむドラマだった」といわれるほど、視聴者に強烈なインパクトを与えました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「絶対地上波無理」「シーズン2はさらに過激に」こちらが柳楽優弥さん主演の衝撃ドラマです

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