「エロは一切ないと思ったのに…」親と観て空気が凍った“思ってたんと違う”アニメ3選
有名なアニメは広く認知されていることもあり、大人向けの描写が少ないイメージを持たれがちです。しかし、なかには予期せぬお色気シーンがある作品もあり、うっかり人前で視聴してしまうと、気まずい思いをしてしまうかもしれません。
ゴールデンタイムに事後と思わしきシーンが流れたアニメも

視聴者から絶賛されるような有名アニメのなかには、思いもよらぬ大人向け描写が含まれていることがあります。世間的には、お色気のイメージがなかっただけに「人と一緒に観て気まずい思いをした」という人もいるのではないでしょうか?
例えば、人気シリーズ「コードギアス」の第1期『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、女性キャラの裸やシャワーシーンなど、意外にも大人向けの描写が見られます。なかでも視聴者を驚かせたのが、女性キャラクター「ニーナ・アインシュタイン」のシーンです。
本作では、世界の3分の1が「神聖ブリタニア帝国」に支配され、日本も植民地になっています。解放を目的とするテロ行為も発生し、第7話ではニーナがテロに巻き込まれてしまいました。
その際、ニーナはブリタニア帝国の皇女「ユーフェミア」に助けられ、次第に特別な想いを抱くようになります。そして、第12話では、ユーフェミアの写真を眺めながら、机でガクガクと体を揺らすニーナの姿が描かれたのです。
あからさまな描写ではないものの、意図は十分に伝わるシーンとなっており、「家族と食事しながら観てたらニーナのシーンが流れて、みんな食卓で呆然とした」「エロ要素はいっさいないと思っていたのに……」と、あ然とする視聴者も多かったようです。
また、毎週土曜夕方18時から放送されていた2002年の『機動戦士ガンダムSEED』でも、ゴールデンタイムの放送とは思えない衝撃的なシーンがありました。
戦争で父を亡くした「フレイ・アルスター」は、復讐心を抱きながら、たび重なる戦闘で心身ともに疲弊した主人公の「キラ・ヤマト」に接近します。キラは、フレイが友人の恋人と知りながらも、彼女に憧れていたことや精神的に弱っていたこともあり、フレイと肉体関係を結んでしまうのです。地上波では明確に分かる描写こそなかったものの、事後を示唆するシーンには、「BPO(放送倫理・番組向上機構)」への抗議が寄せられました。
大人になって改めて本作を視聴した人からは、「当時はキラとフレイが全裸でベッドにいた理由が分からなかったけど、改めて観ると地上波でこれを流すのはヤバい」「何回観てもよく18時の地上波で放送できたなと思う」といった声があがっています。
なお、TVアニメ放送後に制作されたスペシャルエディションやHDリマスター版では、ふたりが性行為をしているシーンが追加されました。
ほかにも、前述の2作品には及びませんが、感動作として有名な『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』も、誰かと一緒に観るには少し気まずいシーンがあります。
本作は、主人公「宿海仁太(じんたん)」の目の前に、小学生の頃に亡くなった「本間芽衣子(めんま)」が現れ、高校生になって距離ができていた「超平和バスターズ」のメンバーが再び集まり、めんまの願いを叶えようとする物語です。
超平和バスターズのメンバーにはそれぞれあだ名があり、そのひとり「安城鳴子(あんじょう なるこ)」のあだ名は、「あなる」という衝撃的なものでした。さすがに高校生になったじんたんはあだ名で呼ばないものの、小学生の頃のままのめんまは意味を分かっておらず、何度も「あなる」と口にします。
直接的な性描写ではないものの、視聴者のなかには「あなるって連呼されててめちゃくちゃ気まずかった」「あだ名のことをすっかり忘れて父親にすすめたら、『あなる~』って流れて空気が凍った」と、気まずい思いをした人もいたようです。
(LUIS FIELD)