【漫画】ストレスはため込まず「言語化」して吐き出そう! 具体的方法に共感の声
人は誰しも何らかのストレスを抱えながら生きているものですが、ストレスを発散できずにため込んでしまうと精神的につぶれてしまうことも。せるこさんは、ストレスを「言語化」することが大切だと訴え、具体的な方法についてマンガでまとめました。
ストレスをため込むと、精神的につぶれてしまう
人は誰しも何らかのストレスを抱えながら生きているもの。しかしストレスを発散できずにため込んでしまうと、ストレスに押しつぶされてしまい、深刻な病気になってしまうこともあります。
せるこさん(@seruko)は、ストレスを「言語化」することが大切だと訴えます。「言語化」はできるだけ具体的に、日常的に小出しにするのが効果的だそうです。
せるこさんが「ストレスの言語化」について具体的な方法をまとめたマンガがTwitterで公開され、読者から共感の声や、「私はこうしています」という経験談を語る声があがるなど、大きな反響がありました。
作者のせるこさんに、お話を聞きました。
ーーせるこさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
結婚・出産前もイラストや落書きが好きで、ゆるゆる発表してきました。昔からイラストが好きですが、SNSで発表するようになって私が描いたものが誰かに見てもらえるのがうれしくて続けられています。出産を期に世界が娘中心になったので、自然と娘の絵日記が増えました。
ーー『ストレスを言語化するの大切よって話』をマンガで公開しようと思ったきっかけはありましたか。
元々3年前にも同様のマンガをTwitterで公開していたのですが、最近になって高校教師をされているフォロワーさんから「生徒たちに見せたいので配布しても良いですか」というDMをいただきました。(当時の作品は2ページで手描きの白黒のものでした)「こんなんで良ければ!」ともちろんOKしたのですが、そう言っていただけるのであれば、と今回改めてまとめ直しました。
元々は私自身が言語化するのが苦手で、新卒で働いた会社(いわゆるブラック企業と言える感じかな……)で愚痴が言えずに(我慢しているわけではなく、どうしても自分が悪いんだろうと思ってしまって外部要因をとらえられなかった)、精神的につぶれてしまったことがあって……。心療内科の先生に言われて、改めてしっかり吐き出していかないとダメだなあと思い、マンガにしました。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
共感いただく声が多くて、少しでも皆さんのストレスが出ていけばな……と思いました。なかには、「愚痴と悪口は違うから気をつけなければ」「我慢してきた人、我慢せざるを得なかった人が、言語化不得意なのでは」「逆にネガティブが定着してしまうタイプの人もいる」「SNSに書いちゃうと増幅してしまうし伝染してしまう」といった声もあり、そうだよね、難しいよね……と印象に残っています。
言語化の場所の合う合わないもあれば、受取手の合う合わないもあると思うので、改めてその点もまとめられたら、と考えています。私も言語化下手で人にはどうしても言えないタイプで(友達には良いカッコしちゃって言いたくない、というのと、鍵アカウントがうまくいかなかった)、ツイートの下書きや自分だけが見られるLINEのグループ機能などでメモ程度に言語化しています。
ーーTwitterでは普段は主に育児マンガを投稿なさっていますが、これまでに投稿されたマンガで、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあれば教えて下さい。
最近のものでは『立てるようになってかわいい』や『あっ!わんわん!!(30代・女性)』などがあります。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
これからもゆるゆると育児日記を描きつつ、自分のなかで整理したいことや伝えたいことがあったら今回のような形式でマンガでのアウトプットをしていきたいです。でも基本はゆるゆるでいられたら、見ていただける人に穏やかな気持ちになっていただけたら、という思いが強いです!
(マグミクス編集部)