【漫画】ハグした相手を爆破! 威力絶大な能力を持つ殺し屋 標的の女に近づいたら…
ハグした相手を爆破させるという無敵な能力を持つ殺し屋。ただしこの能力の発動条件は相手からハグされること。暗殺を依頼された女は手ごわい相手でした。殺し屋は女から信頼を得るために月日を重ねていきます……。
標的の女に時間をかけて近づく殺し屋

ハグした相手を爆破させるという無敵な能力を持つ殺し屋。ただしこの能力の発動条件は相手からハグされること。暗殺を依頼された女は気が強く、何人もの殺し屋を返り討ちにしてきた手ごわい相手でした。殺し屋は女から信頼を得るために月日を重ねていき、ついにハグされる時が……!
黒葉だむさん(@kuroabam)による創作マンガ『ソーシャルディスタンスが求められる時代には不向きな能力』がTwitterで公開され、予想を超えるラストに読者から「尊い」「いい話」の声が続出しました。
作者の黒葉だむさんに、お話を聞きました。
ーー『ソーシャルディスタンスが求められる時代には不向きな能力』のお話が生まれたきっかけはありましたか?
普段から異能力バトルもののマンガが好きで、自分でもよく日常生活において「新しい能力はないか」と妄想していました。思いついた時「これは戦闘向きではないな……暗殺向きかな」と話ができていきました。
ーーセリフは最小限にとどめて、主に絵で時の流れや登場人物ふたりの心情の変化が表現されていますが、作画で工夫なさった点を教えて下さい。
時の流れとともにヒロインの表情、見え方が主人公の関係にリンクするようになっていく部分は工夫して表現できたかなと思います。今回の作画で自分はおじいさんを描くのが好きなんだなと思いました。街でもおじいさんの顔のシワなど観察するようになりました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
最後のコマで主人公の顔に傷が増えているのですが、「きっと次の刺客からヒロインを守るために戦ったんだろう」といったリプライを見て、読者に裏設定の意図をくんでもらえてうれしかったです。

ーーTwitterで話題の『ヤンキー娘とお友達から始めてみた』について、Amazonでkindle版第4巻が配信中です。見どころをご紹介いただけますか?
ありがとうございます。1~3巻は、精神的に幼い男の子とヤンキー娘の出会いから、男の子が精神的に成長して友人関係へと少しずつ変化していく、「学生に贈る異性や友人との付き合い方」みたいな教本のようなテーマでした。4巻では、ヒロインの感情が主人公の男の子に大きく動き出すきっかけ回にしたいと思い、ようやくラブコメっぽくなってきたかなと思います!
ーーTwitterで精力的にマンガやイラストを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
Twitterなどの反応はもちろん、やはりいろんな媒体で人に読んでもらえるのはうれしくて原動力になっていますね。表現できて読んでもらえる場があるのは本当にありがたい気持ちでいっぱいです。これからもいろいろなテーマや展開のマンガを描いていきたいと思います。
●黒葉だむさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)