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手塚治虫が2歳サバ読み←没後に判明 平成30年で起こったアニメ・マンガの珍事件に衝撃走る

2025年5月で令和7年目に突入します。それにも関わらず、最近は平成に流行したアニメやマンガが再び盛り上がりを見せています。では、平成にはどんな出来事があったか、覚えていますか?

令和に入ってもう7年目←時間経つの早!

鉄腕アトムが表紙に描かれた『鉄腕アトム プロローグ集成』著:手塚治虫(立東舎)
鉄腕アトムが表紙に描かれた『鉄腕アトム プロローグ集成』著:手塚治虫(立東舎)

 2025年5月で元号が令和に変わってから7年目を迎えます。平成30年の間には、『ノストラダムスの大予言』(著:五島勉)で唱えられた「1999年7の月」や、女優の広末涼子さんが早稲田大学教育学部国語国文学科へ入学、地上波アナログの放送終了などユニークな出来事がありました。

 そして、平成のアニメやマンガについては、その情報を知った人が「え、なんで?」と疑問を感じたりツッコんだりしたくなる珍事件が豊富でした。そのなかでも「国民的」と呼べるほど有名なアニメやマンガの珍事件を覚えていますか?

 平成元年(1989年)2月9日に「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫先生が逝去されます。享年60歳でした。手塚治虫先生は、『鉄腕アトム』や『火の鳥』、『ブラック・ジャック』といった作品を生み出し、これまでなかった新たな表現方法で「ストーリーマンガ」というジャンルを確立、マンガの概念を変えた人物です。

 実は手塚治虫先生、没後、2歳サバを読んでいたことが明らかになります。生前の年齢(62歳)から若返った形となりました。

 ちなみに手塚治虫先生の本来の誕生年である1928年は、「寅さん」として広く知られる俳優の渥美清さんや、ザ・ドリフターズ元メンバーである荒井注さん、ディズニーのミッキーマウスが誕生した年でもあります。とても豪華な顔ぶれですね。

 続いて、平成25年(2013年)9月1日は「スタジオジブリ」の宮崎駿監督が、公開中の映画『風立ちぬ』(2013年公開)を最後に、長編映画からの引退を表明した年です。12年ぶり3度目の引退宣言でした。

 宮崎監督が初めて引退をほのめかしたのは『風の谷のナウシカ』(1984年公開)の完成直後だったようです。そして2度目は『もののけ姫』(1997年公開)公開時の記者会見でのことでした。

 引退という単語がよぎるほど1作品1作品に魂を込めて作っているからこそ、日本中で愛され、世界的にも高い支持を受けるアニメ映画になっているのでしょう。

 なお2013年に発表された「宮崎監督の引退」を撤回後、公開された『君たちはどう生きるか』(2023年公開)は、2025年5月2日の「金曜ロードショー」にて地上波初放送されます。放送が発表された際には大きな反響を呼び、SNS上ではトレンド入りを果たすほどの盛り上がりを見せました。

 最後は、平成27年(2015年)9月27日の出来事です。1969年から長い間、親しまれてきたアニメ『サザエさん』で「フネ」の声を務め続けていた麻生美代子さんが勇退します。翌週から新しいフネの声役に寺内よりえさんが登板したことで、「サザエ」役の加藤みどりさんより13歳若く、親子の逆転現象が起こりました。

 ちなみに2014年にはフネの夫である「磯野波平」を務めていた永井一郎さんが逝去され、茶風林さんへバトンタッチしています。麻生美代子さんが勇退した経緯は、報道では「年齢のため」とありましたが、夫婦そろって近い時期に交代したことは運命的なものを感じます。

(マグミクス編集部)

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