地上波避けて大好評な「配信だけ」実写化ドラマ 「復帰作でここまでやる?」
これまで数多くのドラマが世に送り出され、今期も地上波で多数の作品が放送されています。その一方で、特定の配信サイト限定で公開されている作品も、いくつも登場しています。なかには、地上波では描ききれないような過激な内容が盛り込まれた作品もありました。
久々に見る人気俳優が演じるヤバめな夫の正体とは?

人気マンガが原作のドラマは、地上波だけでなく、大手配信サイトで限定配信されることもあります。2025年春も、話題作の「シーズン2」や人気俳優の復帰作など、過激なシーンを含んだ多彩なジャンルの作品が各サービスで独占配信され、注目を集めています。
●『死ぬほど愛して』
ABEMAで配信中のドラマ『死ぬほど愛して』は、『金田一少年の事件簿』で知られる天樹征丸先生のマンガを原作とした作品です。主演は8年ぶりに俳優業へ復帰した成宮寛貴さんが務めており、注目を集めています。
エリートサラリーマンの「神城真人(演:成宮寛貴)」と、その妻「澪(演:瀧本美織)」は、順風満帆な結婚生活を送っていました。しかしある日、澪は真人の出張が嘘だったことに気が付き、夫に対して疑念を抱き始めます。さらに、近所で起きた女性記者の殺人事件をきっかけに、澪は次第に深い闇へと引き込まれていきました。
本作は現在4話まで配信され、完璧な夫だと思っていた真人の不貞行為が明らかになると、狂気的な成宮さんの演技に怖さを感じた視聴者のレビューが相次ぎました。また、1話から澪と真人のベッドシーンや、3話では澪の同僚「小泉彩葉(演:田中美久)」が真人と激しく求めあう描写など、過激な場面も多数描かれています。
徐々に真人の裏の顔があらわになり、毎話どのような物語が展開されるのか、今後も目が離せない話題作です。
●『ガンニバル』シーズン2
Disney+で配信中のホラードラマ『ガンニバル』シーズン2(原作:二宮正明)は、2022年の12月から始まった高評価を得たシーズン1に続く続編です。「人肉食の習慣がある」と噂される「供花村」を舞台に、警察官「阿川大悟(演:柳楽優弥)」がその謎に迫っていく物語で、シーズン1は、真相に近付いたところで幕を閉じていました。
シーズン2では、「後藤家」と警察の全面戦争や、村に伝わる風習の背景など、これまで明かされなかった部分が描かれています。「Disney+」の日本発オリジナルシリーズとして、初めて最も厳しい「18+」のレイティングが設定され、序盤から前作を上回る過激な描写も話題です。激しい銃撃戦や、後藤家の「あの人(演:澤井一希)」が警察官の首元を鎌で切りつけ、血しぶきが飛び散るシーンのほか、人食いの描写もえぐくなっています。
バイオレンス描写に加え、重厚なストーリー展開や柳楽さんによる型破りな警察官像にも好評の声が集まっており、見ごたえのある作品として注目を集めています。5話からは恒松祐里さん演じるキーパーソン「後藤銀」の若き日の物語が描かれ、狂気的な演技やいろんな意味で身体を張った場面の数々も話題となりました。
(LUIS FIELD)