【漫画】若い男性に、見知らぬ女子高生が「家に泊めて」 まさかのオチに読者鳥肌!
人生を悲観しながら夜道を歩いていた主人公の男性。そこへ女子高生が通りかかり、男性の顔を見て突然「家に泊めて」と言います……。矢村いちさんによる創作マンガの不思議な展開に、読者から大きな反響がありました。
オチを知ると、もう一度読みたくなる

20歳の秋、お金がなく、好きな人にも話しかけられず、人生を悲観しながら夜道を歩いていた主人公の男性。そこへ女子高生が通りかかり、男性の顔を見て突然「家に泊めて」と言います……。
矢村いちさん(@yamuraichi)による創作マンガ『女子高生を泊める話』。この作品は以前公開されてから何度か再掲載されており、掲載されるたびに大きな反響を呼んでいます。男性と女子高生の不思議なつながりが物語のラストで明かされると、読者から「まさかの感動」「鳥肌立った」「何回読んでも好き」などの声があがりました。
作者の矢村いちさんに、お話を聞きました。
ーー『女子高生を泊める話』のお話はどのようにして生まれましたか?
Twitter向け4ページマンガは「キャラをとことん見せるもの」と「構成・展開で見せるもの」があると思っていて、展開のほうのマンガを描いてみたかったのが動機です。それで最後まで読んだら前までのページの内容が一転する、意味合いが変わるものを考えてみようと思って生まれました。
ーー予想外の結末に多くの読者が驚き、さまざまな解釈をしています。多くを語らずに物語を終える作風にはどのような意図がありましたか?
不可思議な話なので明確な正解は突き付けず、読んだ人が捉え感じた物語として、結末を想像できる余地があるほうが面白いだろうな、と思ったからです。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
リプライは全てうれしく思います。あえて言うなら「最後に出てくる母親と最初に出ていた好きな人が同じ」という細部に気づいてくれたのはうれしいです。あと、深い考察とかは読んでて楽しいです。

ーー「週刊少年チャンピオン」およびTwitterで連載中の『声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』について、単行本第1巻が2020年7月8日に発売予定です。あらすじや見どころをご紹介いただけますか?
失声症で声がだせない少女・真白と、ぶっきらぼうだけど心が読める少女・心崎が織りなす優しい日常のお話です。少年誌で連載してますが、強大な敵とか絶望的なピンチなどはないです。逆に少年誌らしからぬ繊細で優しい世界観がこの作品の見どころだと思っています。癒やされていただけたらなと思います。
ーーTwitterで精力的にマンガやイラストを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
リプライなどの反応を通して、読んでくれている人がいるということがとても励みになっています。あとは単純に描いてて楽しいからです。
(マグミクス編集部)