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グラドル・岸明日香さん出演の実写化も 80年代マンガ『Oh!透明人間』のやりたい放題な世界

先日マグミクスで取り上げた『胸キュン刑事』への反響で特に多く言及されたのが『Oh!透明人間』。「イクラで透明化」という衝撃設定で男性読者の妄想を描き切った1980年代の伝説的お色気マンガの魅力とは。

思春期少年の妄想全開?

『Oh!透明人間』第7巻 作:中西やすひろ(講談社)
『Oh!透明人間』第7巻 作:中西やすひろ(講談社)

 先日、マグミクスで1980年代のマンガ『胸キュン刑事』について取り上げたところ、当時を懐かしむ読者から反響がありました。そのなかで特に言及が多かったのが、同じく80年代を代表するお色気マンガ『Oh!透明人間』です。

 なぜこの作品がこれほどまでに印象深く、多くの男性読者の記憶に残り続けているのでしょうか。

『Oh!透明人間』は、中西やすひろ先生が1982年から1987年にかけて「月刊少年マガジン」で連載していた作品です。全11巻と連載が続き、後に続編『Oh!透明人間21』や実写映画化まで実現するなど、80年代お色気マンガのなかでも特に高い人気を誇りました。

 物語の主人公は、ごく普通の高校1年生「荒方透瑠(あらかた・とおる)」。天涯孤独の身で、親類の萩谷家に居候することになります。この萩谷家こそが、透瑠にとって(そして読者にとって)まさに「天国」でした。家族は美人の従姉妹「良江」をはじめ、長女の「愛子」、三女の「ルミ」と、全員女性という夢のような環境だったのです。

 そんなある日、夕食で苦手なイクラを食べた透瑠は、自分の体が透明になっていることに気付きます。しかし、この能力には重要な制約がありました。性的に興奮し過ぎると透明化が解けてしまうのです。さらに、透明になるのは体だけのため、服は全て脱がなければならないというリスクも伴います。

 透明人間の能力を手に入れた透瑠が向かう先は、まさに男性なら誰もが一度は想像したことがある場所ばかりでした。

 良江ら萩谷家の女の子部屋にこっそり忍び込み、普段は見ることのできない素の表情を覗き見る。一緒にお風呂に入って、間近で女性のシャワーシーンを堪能する。海やプールの更衣室に潜入し、水着に着替える瞬間を目撃する。作品では毎回、透瑠がこうした「男なら誰もがやってみたい」シチュエーションを実行していきます。

 しかし、ここで重要なのは「性的興奮で能力解除」という絶妙な制約です。あまりにも興奮し過ぎると透明化が解けてしまうため、透瑠は常にギリギリのラインで自制しなければなりません。

 また、毎回全裸で行動しなければならないというのも、単なるお色気描写以上の緊張感を生み出していました。透明化が解けた瞬間、透瑠は裸で女性の前に現れることになるからです。この「バレるリスク」があるからこそ、読者もハラハラドキドキしながら展開を追うことができたのです。

『Oh!透明人間』の展開はマンガだけにとどまりませんでした。2010年には同名の実写映画が制作され、オリジナルビデオとしてリリースされています。ヒロインにはミスFLASH2009グランプリの栁本絵美さん、特撮技術には平成ウルトラマンシリーズのスタッフが携わり、透瑠がイクラを食べて透明人間に変化するシーンなどにVFXを採り入れ、原作の世界観を実写で再現する試みが行われました。

 さらに2014年には、お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さん、グラドルアイドルの岸明日香さんら出演の実写第2作『Oh!透明人間 インビジブルガール登場!?』も公開。2015年には「月刊少年マガジン」創刊40周年記念企画として『いけない!ルナ先生』とのコラボ読切が掲載されるなど、『Oh!透明人間』は長きにわたって多くのファンに愛され続けています。

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ! 「スケスケ姿に」 こちらが実写映画『Oh!透明人間』出演のグラビアアイドルです(4枚)

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