『ガンダム 閃光のハサウェイ』続報にファン歓喜の一方、特報PVの「謎の乳首出しおじさん」が注目集める

続編発表も話題は意外なところに？

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』最終回の余韻が残る6月26日、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の今冬公開が突如発表されました。ファンの間では続編への期待が高まる一方で、特報映像に登場した「謎の乳首出しおじさん」が予想外の注目を集め、SNSで話題となっています。

　『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、富野由悠季さんによる小説を原作としたアニメです。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の後の時代を舞台に、ブライト・ノアの息子「ハサウェイ・ノア」が反地球連邦組織「マフティー」のリーダーとして活動する姿を描いています。

　2021年に公開された第1作は興行収入22.3億円の大ヒットを記録。アムロとシャアの影響を受けたハサウェイの複雑な心境や、リアリティーのあるモビルスーツ戦闘シーンが話題を集めました。これまで続編については長らく音沙汰がなく、ファンからは「いつになるのか」という声が上がっていました。

　今回の発表に対し、ファンからは『ジークアクス』最終話の熱が冷めないタイミングで発表に「ガッチリ掴みますね」「ガンダム好きに休みなし」といった反応が寄せられています。また公開時期が今冬であることに対して「思ったよりも早いな」という声も多くあがっています。

　さらに『ジークアクス』が「ファーストガンダム」、『Zガンダム』、『逆襲のシャア』といった過去作品の要素を多く含んでいたことから、「ジークアクスを見る→過去作を履修する→ハサウェイの続編PV公開→ハサウェイの前編を見る」という導線が組まれたことに対して、あるファンは「恐れ入った」と感嘆の声を上げています。

　さらに、『ジークアクス』では希望に満ちた結末が描かれたことを受け、「次見ていただくのはシャアのせいで初恋の子が死に脳を破壊されたせいでテロリストになった青年が主人公」と作品性のギャップを指摘する声も。

　そんななか、今回の発表で一部話題を集めてたのは、特報映像に登場したひとりの男性でした。上半身を露わにしたその人物は、どこか物憂げでアンニュイな表情を浮かべており、味わい深いさを感じている人が多いようで、あるファンは「このシーンだけで大喜利できるポテンシャルはある」とコメント。

　SNS上では「PVの第一印象がおっさんのちくび」「オジサンのことしか考えられなくなった」など、作品のシリアスで重厚な世界観とは対照的に、なぜかこの一場面が強烈な印象を残しました。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は今冬公開予定。ハサウェイの物語の続きとともに、謎のおじさんの正体についても注目が集まるかもしれません。

（マグミクス編集部）