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『鬼滅の刃』は出会いと縁の物語 つい考えてしまう「もし猗窩座と会ったのが…?」

『鬼滅の刃』は全編を通して、出会いや人びとの縁が大きなテーマとして描かれています。そのためか、「あのキャラクターがもしも〇〇だったら……」「あの人たちが出会っていれば」など、「IF」に関する話題が非常に多いです。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の中心人物にまつわる「たられば」を考えてみると……?

もっとも重要な「出会い」が物語冒頭に?

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』IMAXビジュアル。炭治郎と義勇の共闘には特別な意味を感じるファンも……? (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』IMAXビジュアル。炭治郎と義勇の共闘には特別な意味を感じるファンも……? (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』は、キャラクターたちの背景を深掘りする物語構成がとても魅力的です。公開されたばかりの『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章』で活躍したキャラクターの背後にも人と人との「縁」があります。「一歩間違えたら」「歯車が少し噛み合えば」など、ほんのわずかなすれ違いでキャラクターの人生を大きく変えるものばかりです。心を揺さぶるバトルやドラマの根底にある「出会いと別れのif」について考えてみました。

●炭治郎が義勇以外の人物と出会っていたら?

『鬼滅の刃』の物語冒頭、主人公の炭治郎は鬼舞辻無惨に家族を奪われ、唯一残された妹・禰豆子は鬼になってしまうという、絶望的な状況に置かれました。そんな彼の前に現れたのは、水柱の冨岡義勇でした。鬼殺隊として禰豆子の首をはねようとする義勇に、炭治郎は土下座して助命を乞いますが、義勇は「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」という名言とともにその願いを拒みます。しかし、妹を救おうと必死に戦う炭治郎と、そんな兄を守ろうとする禰豆子の様子を見て、ふたりを助けることにしたのです。

 そして、地のにじむような鍛錬と実践経験を経て成長した炭治郎は、『無限城編 第一章』で、義勇と肩を並べて敵と戦うことになるのです。

 もしも、炭治郎たちと出会ったのが義勇以外の柱だったら? 風柱、不死川実弥や蛇柱、伊黒小芭内、あるいは他人に興味がなかった霞柱の時透無一郎だったら、禰豆子はそのまま命を落としていた可能性が十分にあります。本編の冒頭で、炭治郎はその先を生きるうえでもっともよい人物に出会えていたのかもしれません。

●義勇の友、錆兎が生きていたら?

 炭治郎を助けた義勇にとって、親友と呼べる存在だったのが錆兎(さびと)です。彼らは鱗滝左近次の兄弟弟子であり、錆兎は姉を失い自暴自棄になっていた義勇を叱咤激励し、前を向いて生きていくよう諭しました。しかし、錆兎は最終選別で命を落とし、彼を救うことができなかった義勇は自分を責め続け、水柱となった後も深い後悔から立ち直れずにいました。

 そんな錆兎がもしも生きていたら、義勇の鬼殺隊での生き方は大きく変わっていたことでしょう。水の呼吸を使う仲間として切磋琢磨し、ふたりとも柱として活躍する未来があったかもしれません(そろって水柱となるのか、別の呼吸を編み出すことになるのかも気になります)。それに、快活な錆兎がそばにいれば、人付き合いが下手な義勇の欠点も少しは改善したかもしれません。

※【ネタバレ注意】ここから後の記述には、映画『無限城編 第一章』で描かれる内容が含まれます。映画を見ていない方はご注意下さい。

【画像】「コロコロ押してる(笑)」「めっちゃ可愛いんだが」これが鬼殺隊自慢の大たこ焼です(4枚)

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