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ヒロイン・エルのお色気が強烈!『The・かぼちゃワイン』 少年は「よし、見よう」

春助とエル、ふたりの恋の行く末は

著:三浦みつる『The かぼちゃワイン』Kindle版第1巻(ビーグリー)
著:三浦みつる『The かぼちゃワイン』Kindle版第1巻(ビーグリー)

『かぼちゃワイン』の基本ストーリーは、主人公の青葉春助(以下、春助)とヒロインのエルこと朝丘夏美(以下、エル)のSLコンビが織り成すラブ&コメディで、序盤こそ春助はエルから寄せられる愛情に戸惑いながらも、徐々に関係を深め、日常のなかで起こるさまざまな出来事やトラブルを共に乗り越えていきます。

 この作品のなかで特に印象に残っているのがアイキャッチで、エルの「春助く~ん、だ~い好き!」というセリフは、ほぼ2年の間、毎週のように聞いていたためか、いつでも脳内で再生できるようになっています。アイキャッチでこのセリフが使用されたのは2話からで、1話のみが「春助く~ん、好き!」 となっています。

 エルは作中でチアガール部に所属しているため、衣装も当時としては際どいものが多く、少年にとってはかなり刺激が強いものでした。なお、エルのモデルについては三浦先生が文庫版のあとがきに、1980年代から90年代にかけて活躍したタレントの宮崎美子(以下、宮崎)さんであると書き記しています。

 確かに筆者も記憶にありますが、宮崎さんが出演していたミノルタのカメラのCMは、木陰でTシャツとGパンを脱ぐという当時としてはかなり大胆なものでした。三浦先生のインスピレーションになったというのもうなずける話です。

 こうして毎週のように青少年を楽しませてくれていたTVアニメ『かぼちゃワイン』ですが、1984年に最終回を迎えます。同年には「週刊少年マガジン」での連載も終了し、終わったかに見えた『かぼちゃワイン』の歴史ですが、2001年に再始動し、『The かぼちゃワイン 女子大生編』『The かぼちゃワイン sequel』や『The かぼちゃワイン Another』(以下、Another)といった続編が刊行され、最終的にはクラウドファウンディングで執筆費用をねん出した『バック・トゥ The かぼちゃワイン』によりついに完結を迎えました。

 本編はおろか『Another』で27歳になってもエルとの関係に煮え切らない様子を見せていた春助が果たしてどのようなことになったのか。興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

(早川清一朗)

【画像】アニメ終了後、春助とエルとの関係は…?

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