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2020年の七夕は『あつ森』で! ファン主催の「非公式イベント」から見えること

現実世界の時間と連動する、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』でも、2020年7月7日に七夕を迎えました。公式が特別な催しものを用意していたわけではありませんでしたが、ファン同士が自発的に呼びかけあい、プレイヤーがそれぞれの七夕を楽しむイベントに作りあげていきました。

ファン同士の呼びかけで「七夕」が楽しまれた

島にレイアウトされた「たなばたのささ」。住民の短冊を読むこともできる (C)2020 Nintendo
島にレイアウトされた「たなばたのささ」。住民の短冊を読むこともできる (C)2020 Nintendo

 Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』(以下、あつ森)は、現実世界の時間と連動することが特徴のゲームです。2020年7月7日(火)に『あつ森』でも七夕の日を迎えました。

 七夕の当日は昼間よりSNSで「オンライン上の誰かの島に集まって、一緒に星を眺める夕べを過ごす」など、ファン同士でイベントを開催する声を多く確認できました。

 なかには、和風の景観を演出するのにおあつらえむきな「竹」などを島にあしらい、この日のために島の外観を「七夕仕様」にした熱心なプレイヤーも。また、七夕を記念し「浴衣姿」にキャラクターを着替えさせて写真撮影会を楽しんだプレイヤーも多かったようです。

 これまでの「どうぶつの森」シリーズでは、「七夕」が年間の恒例イベントとして実装されていました。しかし、『あつ森』ではゲーム内のオンラインシッピング「たぬきショッピング」で購入できる季節の家具「たなばたのささ」を島や家に飾り付けることができる程度で、特別なイベントが公式から用意されていたわけではなかったのです。

 少なくとも2020年の『あつ森』での七夕から、本作が公式の用意するイベントのみを享受するのではなく、ファンが自発的にイベントを開催できる、”プラットフォーム”としての側面が強調されたものになったと振り返ることができます。

 また、これまでの「どうぶつの森」シリーズの季節イベントは、現実のイベントに参加するのは面倒で、「サクッと季節感を味わいたい」という意向から楽しまれていた背景も強くありました。

 2020年の夏は、新型コロナウイルス感染症のために外出自粛が求められ、気軽に人と会うことが憚られています。そのような状況も手伝って、現実世界のイベントに合わせオンライン上にプレイヤーが”集まった”ことは、”ファン主催の非公式イベント”という形を通し、『あつ森』というゲームの本質を表したとも言えそうです。

(マグミクス編集部)

【画像】『あつ森』で七夕の思い出はできた?

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