竹内涼真さんの“ムカつく演技”が話題『じゃあ、あんたが作ってみろよ』 原作ファンの複雑な心境
2025年10月7日放送開始のTBS系ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。放送前は「イメージと違う」と戸惑う原作ファンの声も多くみられたものの、放送後は一転して高評価に。
「良い意味で裏切られた」

2025年10月7日から放送が始まったTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が、原作ファンの間で大きな話題となっています。実写化の発表当初は「イメージと違う」という懸念の声が多く聞かれましたが、放送後は一転して「良い意味で裏切られた」という評価に変わりました。
同作は谷口菜津子先生による人気マンガが原作で、完璧主義でモラハラ気味のエリート会社員・勝男が、プロポーズを断られたことをきっかけに自分の価値観と向き合い、家事や料理に挑戦していく物語です。昭和的な男女観という社会的なテーマをはらんだストーリーと、主人公の成長過程が共感を呼び、SNSでも反響を集めました。
ドラマ放送前、原作マンガファンからは戸惑いの声も寄せられていました。主人公の勝男役に竹内涼真さん、ヒロインの鮎美役に夏帆さんというキャスティングに対して「イメージと違う」もあり、年齢的にももう少し若いイメージを持っていたというファンも多く見られました。
しかし、実際の放送を見た原作ファンの評価は予想外の高さとなりました。特に竹内涼真さんの勝男役への評価が殺到し、「竹内涼真さんのウザさが軽く原作を越えてきて素晴らしい」という声や、「原作よりさらにムカつく感じ」と演技力を絶賛するコメントが相次いでいます。
当初、勝男役には吉沢亮さんがキャスティングされる予定でしたが、原作ファンからは「吉沢亮さんじゃ綺麗すぎてあの『さす九感』は出せない」という指摘があり、結果的に竹内さんのキャスティングを支持する声が多く聞かれました。また、勝男の後輩・白崎役を演じる前原瑞樹さんについては「再現度めちゃ高い」と高い評価を得ています。
ヒロインの鮎美役については一部に「イメージと違う」という声が残っています。「もっと小動物系で20代前半のイメージだった」「もうちょっと鮎美がぶりぶりキャピキャピしてるイメージ」という意見が聞かれました。
しかし、こうした意見を持つファンの多くも完全に否定しているわけではありません。「夏帆ぽくないなーと少し感じたけど来週鮎美のターンどんなかんじか楽しみ」というように、今後の展開に期待を寄せる声や、「素朴なかわいさがある夏帆さんもいいな」と柔軟に受け入れる姿勢を見せるファンも少なくありません。
高評価が得られた最も大きな要因は、原作のストーリーやエピソードが忠実に再現されている点です。「原作エピソードも余すことなく盛り込まれてて、とってもいい」という声が示すように、原作の魅力がしっかりとドラマに落とし込まれています。「いい意味で裏切られておもろかった」という評価からは、原作の面白さを活かしつつ、ドラマならではの魅力も加わっていることが伺えます。
一部ファンには「イメージと違う」という声が残っているものの、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の実写化は、原作ファンから概ね好評を得ているようです。特に竹内涼真さんの個性が勝男役に見事にマッチしたことが高評価の大きな要因となっており、継続視聴を表明するファンが多く、今後の展開への期待が高まっています。
(マグミクス編集部)






