【漫画】16年間生きた愛犬との別れ…子犬から老いていく姿まで、思い出がかけめぐる
生まれてから16年間、由さんの実家で生きてきた犬・壱(いち)が空に旅立ちました。壱との数々の思い出や、壱が年老いていくさま、そして変わらぬ壱への思いを克明につづったマンガがTwitterで大きな反響を呼んでいます。
「老い」を感じつつも、現実味がなかったが…

生まれてから16年間、由さん(@dekasugikoara)の実家で生きてきた犬・壱(いち)が空に旅立ちました。壱との数々の思い出や、壱が年老いていくさま、そして変わらぬ壱への思いを克明につづったマンガが大きな反響を呼んでいます。
作者の由さんは、マンガ雑誌「Nemuki+」2020年7月号に読み切り『ぼくが君にできること』が掲載されています。今回Twitterで『実家の犬が死んだ話』を公開し、由さんの壱への思いが詰まったマンガに、読者から共感と感動の声が多く集まりました。
作者の由さんに、お話を聞きました。
ーー由さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
4歳の頃、藤子・F・不二雄先生の短編集を読んで漠然と漫画家になろうと思いました。思っていただけでイラストばかり描いており、しっかり描き始めたのは2014年頃からです。
ーー『実家の犬が死んだ話』のエピソードをどのような思いでマンガに描いて公開されましたか?
ペットは家庭だけの小さな世界で暮らしている子たちばかりで、壱のことを知っている人はこの世に家族と親戚、一部の知人だけだったため、少しでも壱がすごくかわいい犬だったということをネットの世界を通して知らない人にも伝えたかったからです。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「私も昨日飼い犬を亡くして明日焼く」という思いの丈をDMでお話して下さった方、「壱くんへのラブレターですね」と言って下さった方、「愛おしい子への思いをマンガにできてうらやましいな」と言って下さった方、「壱と近い日に飼い犬を亡くして写真集を作った」と見せて下さった方など、たくさん印象に残るご感想をいただきました。
ーーBOOTHにてステッカー等の通信販売をなさっています。こちらのご紹介をお願いできますか?
ありがとうございます! 謎のゆるキャラステッカー、同人誌などを匿名配送で取り扱っております。pixiv、Twitterメインに活動告知などしております。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
壱のマンガは1日目~7日目と1週間分描きたいと思っております。あとはゆるゆる創作マンガなど載せていければと思っております。
●由さんの通信販売はBOOTH「WND」
https://wnd.booth.pm/items
(マグミクス編集部)