『ばけばけ』ヘブンの家でド緊張のトキ 「フトン」の場面にツッコミ相次ぐ 「朝なんだから」「まあ怖いよね」
朝ドラ『ばけばけ』では、ついにトキがヘブンの女中として働きはじめました。
ヘブン先生も勘違いされて気の毒?

2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツ(節子)さんがモデルの物語です。
第32話では、未来の夫である松江中学の英語教師「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」の女中になった主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が、ついにヘブンの家で働き始めました。しかし、彼女は自分がただの女中ではなく、夜の相手もするいわゆる「洋妾(ラシャメン)」だと思っており、緊張と恐怖でガチガチになってしまいます。
同話では、一緒にヘブンの朝食の世話をしていた花田旅館の女中「ウメ(演:野内まる)」がお茶っ葉を切らして取りに行っている間に、ヘブンが「フトン」と言い出し、トキが固まる場面も描かれました。ヘブンとしては敷きっぱなしの布団を畳んでほしかっただけなのですが、トキはさっそく身体を求められていると思ってしまったようです。
この場面には視聴者から、
「朝からそれはないってトキちゃん!片付けてって事やろ!?」
「妾として買われたと思ってさえいなければ、布団なんて当然すぐ片付けられるのにね」
「おウメがほんの少しいなくなる、布団と言われる、それだけでもうその先を想像してしまう状態か」
「朝ごはん食べてからまた布団はないと思うが、おトキちゃんからしたら怖いよなあ」
「朝っぱらからヘブンさんも背広着て出勤支度済ませてるんだから、布団と言っても変な意味はないのだが、そこさえ気づかないほどトキは不安と恐怖に駆られてるんだな」
「『どっちもやる』女中として初出勤日だからトキが勘違いするのも無理はないが、朝の出勤前からそうした行為に及ぶ品性のない輩と勘違いされるヘブンも気の毒」
などなど、同情やツッコミの声が相次ぎました。
ヘブンが花田旅館を出て女中を雇いたいと言い出してから、同僚の「錦織友一(演:吉沢亮)」や県知事「江藤安宗(演:佐野史郎)」ほか、周囲の人間は彼が洋妾を求めていると思い込んでいますが、本人は一度もそんなことは言っていません。視聴者目線では、ヘブンは普通の女中を雇いたいだけだと思っている人が多いようです。
32話では夜になってヘブンにお風呂に入るように言われたトキが、彼の寝室の前でじっと待っている緊張の場面も描かれました。そして夜も更けた頃、ヘブンは執筆の手を止め、トキに「シジミサン」と呼びかけます。これから何があるのか、明日の33話に注目です。
※高石あかりさんの「高」は「はしごだか」
(マグミクス編集部)
