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ヘブンより長生きする予定? 『ばけばけ』司之介らしくない「遺産いらん」発言に視聴者の感動とツッコミの声相次ぐ

連続テレビ小説『ばけばけ』110話では、ついにトキとヘブンに子供が産まれました。111話では籍をどうするかという問題も出ているなか、司之介の発言が注目を集めています。

なんだかんだで武士らしい?

岡部たかしさんのプロフィール写真
岡部たかしさんのプロフィール写真

 放送中の連続テレビ小説『ばけばけ』では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」と夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」が、生まれたばかりの長男「勘太」の籍をどうするか考え始めました。111話では、市役所の人間と話し合っている際のトキの養父「司之介(演:岡部たかし)」の意外な発言が話題になっています。

 111話では、トキと勘太がヘブンの籍に入ってイギリス人となるか、ヘブンと勘太が日本人としてトキの戸籍に入るか、市役所の職員が選択肢を提示しました。トキたちがイギリス人になった場合、ヘブンの遺産はトキや家族には全く入らないといいます。一方、ヘブンが日本人になった場合は、外国人としての特権を失い、外国に行くことなどは難しくなるそうです。

 職員から何を大切にするか次第だと言われたヘブンは、大事なのは愛する息子・勘太とトキや家族みんなの幸せだと答えました。トキがそれに対し、「うん…勘太のことはたしかに。ですが、我々のことは…」というと、同席していた司之介は続けて「いや~そげそげ、わしらのことなど…。遺産だなんだも要らんけんの」と言い出します。

 松野家の借金を作った張本人であり、いままでお金のトラブルを起こし続けてきた司之介の発言に、家族はそろって「珍しい」と言いますが、司之介はさらに「ヘブンと一緒にならんかったら今でもうちは借金地獄だったんじゃ」「もう…ハハハ…貰いすぎるくらいには貰ったけん」と、至極真っ当なことを言いました。

 司之介のセリフには、視聴者から

「司之助の遺産はいいってシーンにグッと来てしまったわ」

「らしくない遺産いらんで最終回が近いんだなあなんてしみじみしてしまったよ」

「貧乏を拗らせてきたからこその美学が見えたな」

「司之介は頼りないけど、さもしい人間ではない。武士だね」

「司之介はどうしようもないとこあるけど、武家の男なんだよね。おトキがイギリス人に?という話には入ってきたけどヘブンさんの遺産の話には口を挟まなかった。さらには、遺産などいらないと。借金地獄でもお金に汚くはならなかった。“生まれ育ち”ってあるんだねえ」

 と、感動や称賛の声が出ています。

 また、一部の視聴者からは、司之介に「あんたヘブンより長生きするつもりか」とツッコむ意見もありました。

 司之介のモデルである、小泉セツの養父・稲垣金十郎は1900年11月、59歳で他界しています。ヘブンのモデル・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が亡くなったのは、その4年後の1904年9月でした(享年54歳)。ハーンは、晩年に胃潰瘍を患った金十郎を、何度も見舞ったといいます。

 ヘブンは111話の最後で家族のために日本人になる決意を固めましたが、司之介にヘブンの遺産がわたることはなさそうです。

※高石あかりさんの「高」は「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ! 「マジでかわいい」「さすがハーフ」 コチラが『ばけばけ』勘太のモデル、小泉八雲の「長男」幼少期の写真です

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