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当時の平均と比べると 『ばけばけ』激やせ・錦織のモデル人物、死の数年前の体重が衝撃 八雲が来る前に「喀血」も

『ばけばけ』第23週では、1か月で13kgも減量した吉沢亮さん(錦織友一役)の役作りが話題を呼んでいます。モデルの人物の体重も、このタイミングで明らかになりました。

やはりモデルの体重も低くなっていた

吉沢亮さん(2020年2月、時事通信フォト)
吉沢亮さん(2020年2月、時事通信フォト)

 連続テレビ小説『ばけばけ』第23週では、メインキャラ「錦織友一(演:吉沢亮)」が、病でガリガリにやせ細った状態で親友「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」と再会しました。演じる吉沢亮さんは1か月で13kgもの減量を行って撮影に臨んでおり、生気のない目や、か細い声などの演技も絶賛されています。そんななか、錦織のモデルとなった人物の、実際の体重の情報も明かされました。

 錦織のモデルに当たる、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の親友・西田千太郎は、松江始まって以来の秀才と呼ばれ、大学は出ていないものの島根県尋常中学校(松江中学)の校長心得まで務めた人物です。彼は生まれつき身体が弱く、結核を患って1897年3月15日、まだ34歳という若さでこの世を去りました。西田はハーンが松江に赴任した1890年夏にはすでに闘病生活を送っており、ハーンの通訳をするために無理をして止血剤を飲んだという記録も残っています。

『ばけばけ』第23週113話の放送後には、松江市にある株式会社谷口印刷の出版部門・ハーベスト出版が、西田の当時の体重に関する記録を公開しました。『ばけばけ』が始まってから毎日、史実の情報を投稿しているハーベスト出版は、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」のモデル・小泉セツが語った、ハーンとの結婚生活の回想記『思ひ出の記』を現代表記に改め、注を加えて読みやすく再編集した新装版も発売しています。

 そんなハーベスト出版の公式Xは、3月11日に

「ヘブンさんの著作を、錦織さんはすでに手にしていました。それだけに、その後の反応が気になるところです 『ヘルン氏熊本ニテ男子ヲ挙グ』と『西田千太郎日記』に記されたのは、明治26年11月30日。同日の欄に『体重 →九十一封度半弱強』(約41kg)との記載があります。」

「ハーン来松一か月前、明治23年7月1日付の日記には『体重一百ポンド』とありました。この頃の日記にはすでに、『喀血』の文字がみられます」

 と西田が日記に記していた、自身の体重の情報をポストしました。西田は松江中学の生徒だった時代から数年の中断期を挟んで、死の直前まで克明な日記を書き残しています。これは『西田千太郎日記』と呼ばれ、日記に名前が160回も登場するハーンの松江時代の行動を記録した、貴重な資料としても知られてきました。

 今回のポストでは、1893(明治26)年11月17日にハーンの長男・一雄が生まれた2週間後には、西田の体重が約41kg、ハーンが松江にやってくる1か月前の時点では約45kgだったことが分かります。

 西田の身長に関しては特に記録が残っていないようですが、特段身長が低かったというような話もありません。ちなみにハーンも欧米人にしては背が低く、157cm~159cmほどだったと言われています。

 1885(明治18)年、明治生命保険会社が契約者の19歳から60歳の男性2499名に行った調査を基にすると、明治時代の男性の平均の体格は、身長157cm、体重51.9kg(「生命保険契約者の体格」時事新報より)だったようです。結核に身体を侵された西田は、亡くなる3年半ほど前、すでに当時の平均体重を10kgほど下回っていました。

 ハーンはそんな西田に対して、1895年3月9日出版の著作『東の国から』を献呈し、冒頭に「出雲時代のなつかしい思い出に、西田千太郎へ」と記しています。この『東の国から』のエピソードも、『ばけばけ』でもうすぐ出てくるはずです。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)、国立民族学博物館公式HP記載「近代日本の身装文化」

(マグミクス編集部)

【画像】え、「確かに痩せてる…」「減量した吉沢亮と似てる」 コチラが34歳で亡くなった錦織のモデル人物の写真です

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