【漫画】「実は働く前から…」卒業するバイトの子が最後に明かした“衝撃の告白”に「号泣」
作者とその家族で運営するパン屋さん。卒業のあいさつに来てくれた大学生から、これまでお世話になった感謝の気持ちや作者に対する思いを伝えられて……。Instagramで公開されたマンガが、「なんて素敵なエピソード(泣)」「卒業後も頑張ってほしい!」と話題の作者、モリのパンさんにお話を聞きました。
4年越しに伝わる「秘めた想い」とは?

アルバイトさんから伝えられた思いについて描いたマンガが、Instagramで400以上のいいねを集めて話題となっています。
作者とその家族で運営するパン屋さん「モリのパン」。2月のある日、お店でアルバイトをしていた大学生が卒業のあいさつにきてくれました。お世話になったという感謝の気持ちと、これまで聞いたことのなかった作者に対する思いをまっすぐに伝えてくれて……。読者からは、「なんて素敵なお話」「読んでいるだけで泣けた」「皆さんご卒業おめでとう!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、モリのパンさんです。モリのパンさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー経営されている「モリのパン」屋さんについて、教えて下さい。
大正15年創業の、昔ながらのパン屋さんです。山口市にお店をかまえて、今年でちょうど100周年となりました。地域の方々の生活に寄り添い、皆さんのお役に立てるように営業し続けています。昔から、「柔らかくてふんわりとしたパン」を売りに、どの年代の方々にも食べやすいパンを意識して作っています。歴史と懐かしさ、そして現在は少しの新しさを加えて元気に営業しております。
ーーアルバイトの子があいさつに来てくれたとき、どのように感じましたか?
最初は、「まさかこの子があいさつにきてくれるとは!」と少し意外でした。あまり口数の多い子ではなかったので、「そんな風に思っていてくれたんだ!」と、気持ちを伝えにきてくれたことがとてもうれしかったですね。
「自分はただ好き勝手に生きているだけだ」と思っていましたが、「自分の姿が誰かの心に影響を与えられるんだ」と彼女から教えられ、生きていくことに対する責任感のようなものを感じました。その「責任感」は重いものでも、窮屈なものでもなくて、「自分の人生を輝かせながら、自分らしく生きていくこと」が大切なことなんだ、といった感覚でした。
ーーその後もアルバイトをしていた子とは交流があるのですか?
現在、特別な交流はありません。新社会人になり、毎日一生懸命過ごしていることを願っています。
ーー今後、お店をどのようにしていきたいですか?
現実的な話になりますが、まずは経営を安定させていきたいです。お店周辺が長期間の工事に入っており、その影響を受けてお店の存続が大変だった時期もあるので、お店を続けていくことに対して不安のない状態にしたいと思っています。周辺工事の完了後は、お客様の層や流れが変わると思うので、良い流れに乗りたいですね。モリのパンらしさを残しながら新しい商品展開も考えていきたいです。
今後の野望は、「パンのお買い求めが難しい方々にもパンをお届けすること」です。以前から「買い物難民」と呼ばれるご高齢の方々がいる地域や農家さん、漁師さんたちにパンを販売しにいきたいという夢があります。現在は店舗営業のみですが、外部への販売もバランスを見ながら、両方できたらいいなと思っています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
読んだ方々は皆さん感激して下さり、コメントを読んで私もつられて泣いてしまいました。「幸福度の高い人生ですね」「アルバイトの皆さんの未来は明るい」といった人生の先輩たちからのエールや、素直に気持ちを伝えることのできるアルバイトさんをほめる意見など、たくさんのコメントをいただきました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
30歳の頃からです。マンガではないですが、絵は小さい頃から描いていました。そのときお世話になっていた人が、「マンガを描いてみたら」といって下さったことをきっかけに描くようになりました。当時から、実際にあった出来事や自分の心に残った出来事などをマンガにしてSNSに投稿していました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
アルバイトさんが私のおばあちゃんを大切に思ってくれたこと、そして私の生き様が彼女の進路選びの役に立てたこと、それがとてもうれしくて心が震えたのでマンガに残しました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
実は一度消えかけた創作意欲が、またむくむくと湧いてきています。マンガを描くことについて考え直しているところなのですが、仕事を通じて心に残ったことは、これまでのように描き残していきたいと思っています。
私にとっての創作意欲の源は「おばあちゃん」なのですが、いまは現役を引退して一緒に過ごす時間が減りました。その影響で、ネタに対するアンテナも弱ってきてしまい、「おばあちゃん」という存在なしでは面白い作品を描けない自分に少し幻滅していました。だからこれからは「おばあちゃん」という起爆剤がなくても、自分の中にあるクリエイティブ性や純粋な部分を信じて、ただただ楽しくマンガを描いていけたらなと思っています。
先日、仲間うちで「お菓子の神様」がいる神社に参拝したことがとても楽しかったので、今後は旅日記のような作品も描けたらなと思っています。
(マグミクス編集部)








