「ドラマ勢でも楽しめそう」「今度は原作通り?」 かつて実写化された春アニメ注目作
人気マンガはアニメや実写化作品など、さまざまなメディアミックスが展開されています。2026年春アニメのなかにもかつて実写化された作品があり、それぞれを見比べてみるのも面白いかもしれません。
実写ドラマで改変された「強烈キャラ」はどうなる?

2026年も卒業シーズンに入り、冬アニメも佳境を迎え、いよいよ春アニメの放送が始まろうとしています。今季も名だたる続編アニメがそろう一方、新作アニメも負けていません。なかには、過去に実写化もされた人気作がラインナップされています。
甲斐谷忍先生のマンガが原作のアニメ『LIAR GAME』は、バカ正直な女子大学生「カンザキナオ(CV:仁見紗綾)」が、お金を奪い合う「ライアーゲーム」に巻き込まれ、元天才詐欺師「アキヤマシンイチ(CV:大塚剛央)」とともにゲームに挑む物語です。2007年に戸田恵梨香さんと松田翔太さん主演で実写化され、スリリングな展開や中田ヤスタカさんの独特な音楽などで人気を博しました。
ドラマ版では大胆な改変がされており、特にプレイヤーの「福永ユウジ」はキャラクター設定が大きく異なります。原作では坊主頭のニューハーフで普段は女装をしていますが、実写版ではキノコ頭が特徴のメガネをかけた男性に変更されていました。リアクションもよりオーバーになり、演じた鈴木浩介さんの怪演もあって、強く印象に残っている人も多いでしょう。
このような改変もあり、アニメ版には「原作とドラマで展開が違うから、ドラマ勢でも楽しめそう」「キノコじゃない福永が見られるのか」と、期待する声があがっています。
『LIAR GAME』は、テレビ東京系列、BSテレ東にて2026年4月より放送される予定です。
また、お互いにクラスメイトの「霧尾賢(CV:梶原岳人)」に好意を寄せる女子高生「三好藍美(CV:稗田寧々)」と、「染谷波(CV:若山詩音)」の日常を描いたラブコメディー作品『霧尾ファンクラブ』(作:地球のお魚ぽんちゃん)も注目作です。2025年にはドラマとして放送され、三好役を茅島みずきさん、染谷役を莉子さんが演じました。
本作のドラマ版も、原作ではあえてはっきりさせなかった霧尾(アイドルグループ・KEY TO LITの井上瑞稀さんが演じた)の顔を、最終回で映すという改変がされています。原作者の地球のお魚ぽんちゃん先生のnoteによると、原作の最終回でも霧尾の顔を描く予定だったものの「読者がそれぞれの霧尾くんを想像することが大事」と判断して方針を変えたそうです。しかし、ドラマ版ではその話を聞いたスタッフから「もうひとつの結末を、ドラマで実現させるのはどうか」と提案され、顔出しが決定したことを明かしています。
原作とドラマで演出が異なるなか、これから放送されるアニメではどのように描かれるのか、注目してみるのも面白いでしょう。『霧尾ファンクラブ』は、MBS/TBS系28局「スーパーアニメイズムTURBO」枠にて4、月2日(木)24時26分より放送されます。
ほかに、世界中で愛されるワインマンガが原作のアニメ『神の雫』(原作:亜樹直/作画:オキモト・シュウ)では、驚きのキャスティングが行われました。
本作は、世界的ワイン評論家が、12本のワイン「十二使徒」とその頂点に立つ幻の1本「神の雫」の銘柄や生産年を言い当てた者に、すべての遺産を譲るという遺言を残したことから始まります。実の息子「神咲雫」と養子の「遠峰一青(CV:佐藤拓也)」が、その遺産をめぐって相続争いを繰り広げる物語です。
『神の雫』は2009年にドラマ化され、2023年には米仏日共同制作の連続ドラマ『神の雫/Drops of God』が国内で配信を開始しました。現在は、シーズン2が「Hulu」で国内独占配信中です。春から放送されるアニメでは、2009年版で神咲を演じた亀梨和也さんが、同役の声優を務めます。
今回のキャスティングは、監督の糸曽賢志さんの提案だったそうです。亀梨さんも今回のオファーに縁を感じ、出演を決めたといいます。亀梨さんが表現方法の異なるアニメで、どのように神咲を演じるのかにも注目が集まりそうです。
『神の雫』は、TOKYO MXほかにて4月10日(金)23時30分より、2クールで放送されます。
(LUIS FIELD)
