【シャーマンキング30周年への情熱(12)】「東京凱旋」原画展、池袋の街にも広がる熱気
原画が追加されリニューアル。ストーリーに沿った展示に

さていよいよ本丸へ突入……というときに、筆者に大問題が発生します! な、なんと! チケットを忘れて来てしまったのです! 何故今まで気付かな――いや、待機列に並ぶ前に気付いたから良かったんですよきっと……(涙)というわけで悩んだ挙げ句、取りに帰る決断をし、一旦池袋を後にしたのでした。
再びやって来た時にはすっかり日が暮れていました。やっとの思いでたどり着き、なかに入ると、今回の展示はこれまでとは変わって、ストーリーを追って見ることができるようになっている……という表示が目に入りました。100枚程度の原画が追加展示されていたとは聞いていましたが、そんなふうになっているとはテンション爆上げです!
特に、最終話は全ページ掲載という太っ腹。ふと見ると、絵を差し替え指定したコマに気付きました。電子書籍版と比較すると……なるほど! 原画というだけでも貴重なのに、こんなものを見られるのは超貴重です!
そして最後に控えているのはお馴染みの展示コーナーですが、ここには恒例の武井先生直筆メッセージボードが飾られています。青森会場に掲載されたものもありますが、ローカル色豊かなので書かれていることの意味が分からない方は、頑張って調べてください!
今回の展示コーナーの見どころは、カラー描き下ろしの葉&アンナです。17日発売のマガジンエッジの表紙を飾る絵ですが、その全体像が大判で見られます。最新も最新のイラストなので必見ですよ!
そして皆さんが付箋にメッセージを書いて貼る「メッセージコーナー」。これを見れば初日の盛況ぶりがわかるというもの。きっと先週末でさらに増えたことでしょう。ちなみに武井先生の落書き(!)に目を奪われがちですが、『マルコス』連載中のジェット草村先生の付箋もありますよ! 行った方は見つけられましたか? これから行かれる方は探してみてください。
そして本当のラスト。物販では新商品「ホの字酒」と「とっくりおちょこセット」などを購入しました。酒好きとしては外せない! どこのお酒かと思ったら青森県七戸町の有名地酒・駒泉ではないですか! しっかり堪能させていただきました!
……というわけで、さすがは東京凱旋! 会場内外の充実したボリュームは正直紹介しきれず駆け足になってしまいました。でもたとえどれだけ書いたとしても、その場の空気感には敵いません。ぜひ多くの方に足を運んでいただければと思います。
それでは今回はこの辺で。次回もまたさまざまな情報をお届けします!
(タシロハヤト)
※「シャーマンキング展」東京凱旋会場は、2020年9月13日(日)まで、池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールAにて開催予定。チケットは入場時刻指定で、e+(イープラス)および会場で当日券を申込可能です。