【漫画】亡き夫が転生したのは”虫” 再会した夫婦の不思議な生活が泣ける
夫が亡くなって1年、まだ立ち直れないでいた妻の前に突然虫が現れました。虫が苦手な妻は悲鳴をあげますが、よく見ると夫に似ていて……? ぱげらったさんがTwitterで連載していた創作マンガに大きな反響がありました。
どんな姿になっても妻に寄り添い続ける夫

夫の草ちゃんが亡くなって1年、まだ立ち直れないでいた花南の前に突然虫が現れました。虫が苦手な花南は悲鳴をあげますが、よく見ると草ちゃんに似ていて……?
ぱげらったさん(@pageratta)がTwitterで連載していた創作マンガ『死んだ夫が虫に転生していた件』が完結しました。どんな姿になっても妻に寄り添い続ける夫が描かれており、読者からは「泣けた」「素敵な夫」「来世でふたりが幸せになりますように」などの声があがりました。
作者のぱげらったさんに、お話を聞きました。
ーー『死んだ夫が虫に転生していた件』のお話はどのようにして生まれましたか?
友人と「虫になったらどうするか」という話をよくしていたので、それをそのまんまマンガにした感じですね。『南くんの恋人』という作品からもインスピレーションを受けているので、妻の名前に「南」を入れてます。
ーー「中身は夫の虫」を描写するのは難しそうですが、虫の草ちゃんを描くうえで工夫なさった点を教えて下さい。
工夫というわけではないですが、種族の壁をちゃんと作るためにも、多少やり取りがしにくくなるとしても言語は通じないようにしました。あと、虫なのでバグ文字にしています。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
バグ文字は解析できるようにしたのですが、かなり手間でもわざわざ翻訳してくれてたのはうれしかったです。
ーーTwitterでは他にも『木になるあの娘』などの長編マンガを精力的に公開なさっていますが、創作するうえでの原動力になるものはありますか?
作品を完結させることでしょうか。完結させることで脳内のコレクションケースにひとつひとつ飾っていってる感覚があります。
(マグミクス編集部)