【漫画】VRが進化した未来 かわいい彼女と過ごす物語に、読者が混乱した理由は…?
VR(バーチャル・リアリティ)でどこにでも旅行に行けるようになった、少し未来のお話。彼女と旅行の計画を立てている男性ですが、意外なラストが待っています……。山口カエさんの創作マンガに大きな反響がありました。
ラストに読者混乱? さまざまな解釈が!
VR(バーチャル・リアリティ)でどこにでも旅行に行けるようになった、少し未来のお話。彼女と旅行の計画を立てている男性ですが、意外なラストが待っています……。
山口カエさん(@yamakae)による創作マンガ『ちょっと未来の話』がTwitterで公開されました。近い将来起こり得る、現実と仮想空間の違いが分からなくなりそうな世界が描かれており、読者からは「面白い」「切ない」「いろんな設定が考えられる」など、さまざまな解釈が寄せられました。
作者の山口カエさんに、お話を聞きました。
ーー『ちょっと未来の話』のお話はどのようにして生まれましたか?
SFでは昔からある展開ですが、VRやAR(拡張現実)に触れることが多くなって現実味を帯びてきたなと思い、描いてみました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
ありがたいことです……。もっと「怖い」とか「切ない」とかの感想が来るかなと思ったら「早くこうなりたい!」という意見がとても多くてちょっと意外でした。推しがいる方には夢の技術ですね。
ーーラストについて、読者の間でさまざまな解釈がされていますが、山口カエさんのなかでは決めた設定がありますか? それはあえてふせていらっしゃるのでしょうか。
自分でも思いつかなかったようないろんな解釈をしてもらえてすごくうれしいです。なのであえてふせておきます……。
ーーTwitterでは2020年9月4日に公開された『暴走した感情をなんとか伝えたいんだけど語彙力が追いつかないイメージ』も大きな反響がありました。こちらの作品も面白い表現をなさっていますが、マンガを描く際に描くテーマはどのようにして考えていますか?
ただただ、ふと思いついたものを描いています。自分が好きな世界観を探ってます。
ーーTwitterで精力的にマンガやイラストを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
一応「仕事につながればいいなーーーーっ!!!」という下心はありますが、あまり直結する内容でもないので、寿命が来る前に頭のなかにあるものを出しときたい、という欲です。
●山口カエさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)